特集 : ET2006デモ紹介 - 遠隔地無線監視システム

対象製品: Armadillo-220

デモ概要

Armadillo-220、市販のUSBカメラ、KDDI携帯電話通信網、そしてオープンソースソフトウェアを利用した遠隔地無線監視システムです。

Armadillo-220は、データ通信端末を使いKDDI網にPPP接続し、撮影したカメラ画像をWebサーバ経由で提供します。遠隔地からは、携帯電話を利用してArmadillo-220上のWebサーバにアクセスし、画像データを取得・表示する仕組みです。なお、WebサーバのURLは、QRコードから取得しています。

このデモについての詳細 (451KB)

基本ソフトウェア

  • atmark-dist-20060908
  • linux-2.6.12.3

監視カメラ

カメラ画像を取得してから、データ通信端末を利用してインターネット上で画像を提供します。

動作

  1. 起動時にデータ通信端末を制御して、KDDI網にPPP接続を設立します。
  2. DNS情報を更新します。
  3. webcamを利用して、カメラ画像を取得してファイルに保存します。
  4. 携帯電話からのリクエストに対してthttpdが画像を転送します。

DDNSについて

DDNS(Dynamic DNS)とは、IPアドレスを確定できない環境下において、動的にホストとドメイン名を関連付ける技術です。このシステムでは、データ通信端末を利用してPPP接続を確立する際にIPアドレスが決定します。そのため、DDNSを利用して同一のURLでのアクセスを実現しています。

ハードウェア

  • Armadillo-220
  • USBカメラ:Logitech Qcam Messenger
  • CDMA方式データ通信端末

ソフトウェア

  • ドライバ
    • USBカメラ:qc-usb-messenger-1.4
  • アプリケーション
    • 画像出力:webcam
    • 画像転送:thttpd
    • PPP通信: pppd
    • システム時間:ntpclient
    • DDNS更新:ftpput

画像表示

携帯電話

Armadillo-220にカメラ画像を要求し、取得した画像データを表示します。

  1. 携帯電話のカメラで撮影したQRコードから、Armadillo-220の画像配信サイトURLを取得します。
  2. 画像配信サイトにアクセスし、画像データを取得します。
  3. 画像データをWebブラウザ機能で表示します。

QRコード

QRコードは、マトリックス式の2次元バーコードの一種です。 上記印字されたQRコードは、Armadillo-220に存在する画像配信サイトのURLが示されています。


ダウンロード

イメージファイル: linux-a220-mobile-cam-1.10.bin.gz (カーネル)
romfs-a220-mobile-cam-1.10.img.gz (ユーザランド)
ソースのパッチ: linux-2.6.12.3-a9-7-mobile-cam.patch.gz (カーネル用)
atmark-dist-20060908-mobile-cam-all.patch.gz (ユーザランド用)
ライブラリ: libjpeg62-arm-cross_6b-10_all.deb
libjpeg62-dev-arm-cross_6b-10_all.deb
備考: このイメージを実際に利用するには、Logitech Pro 4000またはLogitech Qcam
Messenger、データ通信モジュールとISPのアカウントが必要になります。

パッチファイルは以下のソースと一緒に利用できます。

開発環境: Debian系

ネットワーク対応監視カメラシステム

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