警告メッセージ

Howtoは、Armadilloシリーズを有効に活用するための参考資料です。使用ソフトウェアのバージョンなど諸条件の差異によって、記載内容と実際の動作が異なる場合があります。また、すべての機能検証や長期の動作試験を行ったものではありませんので、必ずご使用目的に適合した検証・試験を行ってください。

Howto : Armadillo-840液晶モデルでECHONET Lite対応機器コントローラ

対象製品: Armadillo-840

OpenECHOを使用して、Armadillo-840液晶モデルでECHONET Lite対応機器の制御ができるコントローラを作成する手順を紹介します。

ECHONET LiteやOpenECHOの詳細については、下記を参照してください。

必要機材

  • Armadillo-840液晶モデル
  • SD/SDHCカード(30MB以上の空き容量があるもの)
  • ECHONET Lite対応一般照明機器(Armadillo-400シリーズで作成、またはPC上のアプリケーションが使用できます)

Java環境とサンプルアプリケーションの準備

Howto : Java SE Embedded 8/JavaFXをArmadillo-840液晶モデルで使用する」を参照して、ArmadilloのJava環境を準備してください。

ejreを作成する際のオプションは、以下を指定してください。

オプション 指定内容
profile compact2以上 (compact1は不可)
vm minimal以上
extension fx:controlsが必要

次に、サンプルアプリケーションelpanel.jar(ECHONET Lite対応機器のコントローラとして動作)、及びライブラリOpenECHO.jarをダウンロードします。

elpanel.jarは、こちらのJavaソース(NetBeansプロジェクト)をNetBeans IDEでビルドしたものです。

OpenECHO.jarは、下記ソース(2014/4/18時点、MITライセンス)をそのままNetBeans IDEに取り込んでビルドしたものです。

Java環境を準備したSDカードに、2つのjarファイルをコピーします。ライブラリはlibディレクトリ下に配置することに注意してください。

(SDカードは/media/sdにマウントされているものとしていますので、ご使用環境に合わせて読み替えてください)

atmark@atde5:~$ ls
OpenECHO.jar
elpanel.jar
atmark@atde5:~$ mkdir /media/sd/lib
atmark@atde5:~$ cp -a OpenECHO.jar /media/sd/lib
atmark@atde5:~$ cp -a elpanel.jar /media/sd
atmark@atde5:~$ umount /media/sd

ECHONET Lite対応一般照明機器の準備

コントローラから操作するための、ECHONET Lite対応一般照明機器を準備します。2種類の方法を想定していますので、どちらかを選択してください。

Armadillo-400シリーズを使用したECHONET Lite対応一般照明機器を使用する場合

下記のHowtoを参照して、Armadillo-400シリーズによる一般照明機器を作成してください。

PC上でECHONET Lite対応一般照明機器アプリケーションを使用する場合

PCに、Java SE 8(JREまたはJDK)をインストールしてください。

ECHONET Lite対応一般照明機器アプリケーションは、下記をダウンロードしてください。

PCでellightEmu.jarを動作させる際にも、OpenECHO.jar(Armadilloで使用するものと同一)が必要です。ellightEmu.jarを置いたディレクトリ下にlibディレクトリを作成し、OpenECHO.jarを配置してください。

  [任意のディレクトリ]
    +-ellightEmu.jar
    +-lib
        +-OpenECHO.jar

Armadilloの起動とアプリケーションの実行

Armadillo-840と、一般照明機器(Armadillo-400シリーズまたはPC)を、同じネットワークに接続しておきます。

ArmadilloのSDスロットに準備したSDカードを挿入し、フラッシュ上のカーネル・ユーザランドを使用して起動するよう設定してから、電源を投入してください。

ログインプロンプトが表示されたら、rootユーザーでログインします。そしてSDカードをマウント(下記はVFATでフォーマットされているものとしています)し、elpanel.jarを起動します。

armadillo840-0 login: root
Password:
[root@armadillo840-0 (ttySC2) ~]# mount -t vfat /dev/mmcblk0p1 /mnt
[root@armadillo840-0 (ttySC2) ~]# /mnt/ejre/bin/java -jar /mnt/elpanel.jar

一般照明機器側も、同様にellight.jarまたはellightEmu.jarを起動します(Windows PCであれば、elpanelEmu.jarをダブルクリックします)。しばらくすると、コントローラが「一般照明 GeneralLighting: reqSetOperationStatus(OFF) 受信」し、電気スタンドの画像が表示されます。

真ん中に表示されている電気スタンドをタッチすると、「一般照明 GeneralLighting: reqSetOperationStatus(ON) 送信」され、一般照明機器が点灯します(Armadillo-400シリーズのLEDが点灯、またはPC上の電気スタンド画像が明るくなります)。