Armadillo-200シリーズ保守モード起動不具合について

Armadillo-200シリーズ用ブートローダー Hermit-At v1.1.24-1(2011年10月公開)及びそれ以前のバージョンに、保守モードにおける不具合が判明しました。

概要

Armadillo-200シリーズにおいて、特定の手順によるLinuxの起動ができないことがあります。

不具合現象

ブートローダーHermit-Atの保守モードにおいて、bootコマンドよるLinuxの起動が失敗します。

対象製品

  • Armadillo-210
  • Armadillo-220
  • Armadillo-230
  • Armadillo-240
    ※他のArmadilloブランド製品への影響はありません。

対象となるHermit-Atバージョン

  • Hermit-At v1.0.2 ~ v1.1.24-1
    リリースされているHermit-Atブートローダーは、以下の状態のものが存在します。
    - 製品出荷時にフラッシュメモリ内に書き込まれているもの
    - 製品に添付されている開発用CD/DVDに含まれるもの
    - Armadilloサイトからダウンロード可能なもの

不具合の発生原因について

保守モードの際に動作するコード中に未初期化ポインターが存在することにより、不正メモリー空間へのアクセスを要因とするCPU例外が発生し、処理が停止することがありました。

不具合の発生条件について

setenvコマンドを使用しているがブートオプションの変更をしていない状態で、保守モードからbootコマンドを実行した場合に、DRAM内容の状態によって偶発的に発生します。

不具合への対策

Hermit-at v1.1.25で、本不具合に対する対策を行いました。 ソフトウェアアップデートの詳細については、製品アップデートのお知らせをご覧ください。

Hermit-At v1.1.24-1以前であっても、下記の使用方法においては本不具合現象は発生しません。

  • オートブートモードで使用している場合
  • 保守モードからbootコマンドでLinuxを起動しているが、setenvコマンドを使ってブートオプションを変更している場合