Linuxで重複しているIPアドレスの検知を行なうには arpingというツールを使用します。arpingの -Dオプションが DAD(Duplicate Address Detection) modeになります。時間の指定(-w)またはパケット数(-c)によって反応までの期限を指定し、それまでに反応があれば、重複していると判断します。これは、Windowsも同じロジックのはずです。
[armadillo ~]$ arping -D -w 5 -I eth0 172.16.10.1
上記はeth0に繋っているネットワーク内で 172.16.10.1の検知までに5秒使う場合の例です。
このコマンドを起動スクリプトに入れたり、IPアドレスを設定するCGIから使用することで、使用しようとしているIPアドレスが重複しているか検知することができると思います。
上記の説明はAtmark Distに含まれる Busyboxのarpingとiputilsパッケージで確認しています。
arpingは他のパッケージがあり、依存関係やオプションの挙動が異なるようです。