FAQ

Armadillo-640: Armadillo-440との違い

Armadillo-640は、Armadillo-440の形状を継承していますが、端子機能、カーネルバージョン、開発環境などが異なります。

ハードウェア

Armadillo-440 Armadillo-640
全般 各製品のハードウェア仕様からご確認ください。
備考: Armadillo-640は、従来のArmadillo-440のコネクタ配置を踏襲したシングルボード型モデルですが、拡張インタフェース仕様、電気的仕様など、多くの仕様が異なります。詳細については、各製品マニュアルを参照ください。

ソフトウェア

Armadillo-440 Armadillo-640
ブートローダー Hermit-At
(v2.x.x)
Hermit-At
(v3.x.x)
U-Boot
カーネル Linux 2.6.26 Linux 3.14 Linux 4.14
ディストリビューション Atmark Dist Debian GNU/Linux9
(コードネーム stretch)

開発

Armadillo-440 Armadillo-640
開発環境 ATDE3 ATDE5 ATDE7
カーネル設定 デバイスドライバ カーネルコンフィギュレーションで設定
(make menuconfigを使用)
カーネルコンフィギュレーションで設定
(make menuconfigを使用)
拡張インタフェース
端子設定
カーネルコンフィギュレーションで設定
(make menuconfigを使用)
Device Treeで設定
(ソースコードで作成)
イメージ作成 ブートローダー ATDE上でmakeを実行 ATDE上でmakeを実行
カーネル ATDE上でmakeを実行 ATDE上でmakeを実行
ルートファイル
システム
ATDE上でmakeを実行 ATDE上でat-debian-builderで作成
アプリケーション
開発
Debian
アプリケーション
追加
ATDEでバイナリを追加[※1] Armadillo-640にapt-getでパッケージを
インストール
Debian
ライブラリ
追加
ATDEにARM用のクロス開発用ライブラリ
を適用[※2]
Armadillo-640にapt-getでパッケージを
インストール
コンパイラ言語
(c言語等)
クロス開発
(ATDEでビルド、Armadilloで実行)
セルフ開発
(Armadilloでビルド、実行)
スクリプト言語
(ruby等)
セルフ開発
(Armadilloで作成、実行)
セルフ開発
(Armadilloで作成、実行)

※1 Howto: Debianのパッケージに含まれるコンパイル済みのバイナリをArmadilloで動作させる方法
※2 Howto: クロス開発用ライブラリをインストールする方法