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Armadillo-400シリーズのタッチスクリーンの位置ずれを補正する

Armadillo-400シリーズでタッチスクリーンの位置ずれが生じた場合、下記手順でキャリブレーション(補正)できます1

1. キャリブレーションの開始

キャリブレーションには ts_calibrate コマンドを使用します。Armadilloのコンソールで、下記に示すコマンド例のように ts_calibrate コマンドを実行してください。TSLIB_TSDEVICE には、タッチスクリーン入力に対応するデバイスファイルを指定してください。標準状態では、タッチスクリーンのデバイスファイルは /dev/input/event1 となります。

[armadillo~]# TSLIB_TSDEVICE=/dev/input/event1 ts_calibrate

2. キャリブレーションの実行

ts_calibrate コマンドを実行すると、LCDに以下のような画面が表示されます。タッチペン等で十字カーソルの中央をポイントしてください。カーソルは5ヶ所に表示されますので、同様の操作を5回行ってください。

3. キャリブレーション結果の保存

キャリブレーション結果は /etc/config/pointercal ファイルに保存されます。補正結果を次回起動時にも有効にするには、以下のコマンドを実行し pointarcal ファイルをフラッシュメモリのconfig領域に保存してください。

[armadillo~]# flatfsd -s

  1. atmark-dist-20100916(ユーザランドイメージファイル: romfs-a440-1.0.3.img.gz)以降を使用する必要があります。 ↩︎