警告メッセージ

Howtoは、Armadilloシリーズを有効に活用するための参考資料です。使用ソフトウェアのバージョンなど諸条件の差異によって、記載内容と実際の動作が異なる場合があります。また、すべての機能検証や長期の動作試験を行ったものではありませんので、必ずご使用目的に適合した検証・試験を行ってください。

Howto : ftpでファイルを送受信する

対象製品: Armadillo-500 FXArmadillo-500Armadillo-460Armadillo-440Armadillo-420Armadillo-300Armadillo-9Armadillo-240Armadillo-230Armadillo-220Armadillo-210Armadillo(HT1070)Armadillo-J

Armadilloがネットワークに接続されているなら、同じネットワークに接続された他のPCからftpによりログインしてファイルを送受信してみましょう。

製品により、ftpを使用するには設定が必要です。

製品名 設定
Armadillo 無し
Armadillo-J 無し
Armadillo-9 無し
Armadillo-2x0 inetdを起動(Recoverイメージ使用の場合)
Armadillo-300 無し
Armadillo-440 無し
Armadillo-500 無し
Armadillo-500 FX 無し

ftpでログインするには、


[PC ~]$ ftp [ArmadilloのIPアドレス]

デフォルトの状態でのユーザ名とパスワードは、製品により異なります。

製品名 ユーザ名 パスワード
Armadillo anonymous
ftp
無し
無し
Armadillo-J guest guest
Armadillo-9 ftp 無し
Armadillo-2x0 ftp 無し
Armadillo-300 ftp 無し
Armadillo-440 ftp 無し
Armadillo-500 ftp 無し
Armadillo-500 FX ftp 無し

[PC ~]$ ftp 192.168.10.69
Connected to 192.168.10.69
220 armadillo FTP server (Version 6.2/OpenBSD/Linux-0.10) ready.
Name (192.168.10.69:armadillo): ftp ftpユーザでログイン 
331 Guest login ok, type your name as password.
Password: パスワードは入力しない

230 Guest login ok, access restrictons apply.
Using binary mode to transfer files.
ftp>
ftp> ls ログインしたディレクトリのファイル一覧を見る
200 PORT command successful.
150 Opening ASCII mode dataconnection for '/bin/ls'.
dr-x--x--x                 2 0   0 1024 Dec 20 11:48 bin
dr-x--x--x                 2 0   0 1024 Dec 20 11:48 etc
dr-x--x--x                 2 0   0 1024 Dec 20 11:48 lib
dr-x--x--x                 2 0   0 1024 Dec 20 11:48 pub

226 Transfer complete.   /pubディレクトリはアップロード/ダウンロード共に可
ftp>

(ftpでIPアドレスが「192.168.10.69」のArmadilloにログインした場合)

ftpでアップロード

では、ファイルをPCからArmadilloにアップロードしてみましょう。

上の図で示されているように、デフォルトでは、ログイン後 /pubディレクトリがアップロード/ダウンロード可能な状態になっています。

ここに、接続しているPCにあらかじめ作っておいた、「armadillo」という名前のファイルを転送してみましょう。

まず、カレントディレクトリを/pubに移します。


ftp> cd pub

「armadillo」というファイルをアップロードします。


ftp> put armadillo

ftp> cd pub
250 CWD command successful.
ftp> put armadillo
local: armadillo remote: armadillo
200 PORT command sucessful.
150 Opening BINARY mode data connection for 'armadillo'.
226 Transfer complete.
186 bytes sent in 0.00 secs (4036.5 kB/s)
ftp> ls
200 PORT command sucessful.
150 Opening ASCII mode data connection for '/bin/ls'.
-rw-r-----    1 501      501           186 Jan  1 00:42 armadillo
226 Transfer complete.
ftp>

(ftpでPCからArmadilloにファイルをアップロードしたところ)

byeもしくはexitで、ftpでの接続を終了します。

webブラウザからftpでファイルの送受信をする:

ftpのファイル転送は、webブラウザ(Firefox, Internet Explorerなど)からも行うことができます。

webブラウザのアドレスバーに、


ftp://[ArmadilloIPアドレス]

と入力します。


(Firefoxからftpディレクトリにアクセスしたところ)

ファイルの転送は、ドラック&ドロップなどで行うことができます。

もう少し賢い ftp コマンドでファイルをアップロードする

開発を行なっていると、頻繁にファイルをアップロードすることがあります。 そんな場合は純粋な ftp コマンドではなく、少しだけ賢いコマンドに変更すると ちょっぴり楽をすることができます。

ncftpというパッケージに入っている ncftppubというコマンドを使ってみましょう。 標準では ATDEにインストールされていないので、まずは以下のようにインストールします。


[PC ~]$ sudo apt-get install ncftp

インストールが終ったら、先程の例と同じように armadillo というファイルを転送してみましょう。


[PC ~]$ ncftpput -u ftp 192.168.10.69 /pub armadillo

ログインから、ディレクトリ変更、送信を一度にやってくれます。makeで生成されたファイルを自動的に転送するようにスクリプト化するために便利です。他にも、オプション「-R」とローカルディレクトリを指定することでディレクトリごと転送してくれたり、転送が完了するまで別名でファイルを書き込んだりすることができます。詳しくは、ncftpputの manページをご覧ください。

ncftpパッケージには、他にも ftpコマンドのようにインタラクティブに使える ncftpや、ncftpputの反対でファイルを取得するための ncftpget、ファイルの一覧を表示するだけの ncftplsなどが含まれます。これらも便利なのでお試しください。

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