salt_009
2023年9月7日 14時37分
610にてブートスクリプトを実行できるようにするために
下記フォーラムを参考に調査しております。
https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/4365
ブートスクリプト自体は動作することを確認できました。
しかし開発している製品の運用上、
フォーラム内の下記コマンドの入力ような操作せずに
インストールを行えば起動時にブートスクリプトから動作する状態にしたいと考えています。
ブートローダーのソース変更等で起動時はブートスクリプトから動作する状態に
することは可能でしょうか?
=> setenv bootcmd "ext4load mmc 0:2 ${loadaddr} /boot/boot.scr; source;" => saveenv
at_akihito.irie
2023年9月11日 10時56分
入江です。
> フォーラム内の下記コマンドの入力ような操作せずに
> インストールを行えば起動時にブートスクリプトから動作する状態にしたいと考えています。
>
> ブートローダーのソース変更等で起動時はブートスクリプトから動作する状態に
> することは可能でしょうか?
可能です。
U-bootのソースコード(https://armadillo.atmark-techno.com/resources/software/armadillo-610/bo…)内の、
include/configs/armadillo-640.h の
を
のように書き換えることで、デフォルトのbootcmdの内容を変更できます。
U-bootのビルド方法は以下を参照してください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-610/armadillo-610_product_ma…
ビルドしたU-bootイメージを含むインストールディスクイメージをmake-install-disk-imageで作成し、
インストールを実行すると、はじめからブートスクリプトを実行するU-bootが書き込まれます。
make-install-disk-image及び、インストールディスクの作成/実行については以下を参照してください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-guide-std/armadillo-guide-st…
作成したインストールディスクを実際にArmadilloにインストールする際には、インストール前にArmadillo
のeMMCに保存してあったデータは消去されますので、必要ならば予めバックアップをとっておいてください。