警告メッセージ

Howtoは、Armadilloシリーズを有効に活用するための参考資料です。使用ソフトウェアのバージョンなど諸条件の差異によって、記載内容と実際の動作が異なる場合があります。また、すべての機能検証や長期の動作試験を行ったものではありませんので、必ずご使用目的に適合した検証・試験を行ってください。

Howto : ソフトウェアRAID

対象製品: Armadillo-9

ハードディスクドライブ(HDD)を2台用意して、ルートファイルシステムをソフトウェアRAIDでミラー化してみます。 はじめに、1台のHDDにDebianをインストールして動作させます。Debianのインストールは、「howto: Debianのセットアップ」を参考にして下さい。

ここでは、Debianをインストールした1台目のHDDのパーティションを /dev/hda1、そしてミラー時に使用する2台目のHDDのパーティションを /dev/hdb1として話を進めます。

1. カーネルのコンパイル

ソフトウェアRAIDを有効にしてカーネルをコンパイルします。make menuconfigでカーネルの設定を選択し、


Multi-device Support (RAID and LVM) --->
[*] Multiple devices driver support (RAID and LVM)
<*> RAID support
 ...
<*> RAID-1 (mirroring) mode
 ...

上記項目を順に選択してからカーネルを再コンパイルし、Flashメモリを書換えてください

2. ツールのインストール

マルチデバイスをコントロールするためのツールをインストールします。


[armadillo ~]# apt-get install mdadm

3. 2台目のHDDを準備

2台目のHDDにfdiskでパーティションを作成します。/dev/hdb1を/dev/hda1と同じサイズになるように作成し、ファイルシステムのタイプに0xfdを指定してください。

作成したパーティションをアレイに登録し、ext3ファイルシステムを作成します。


[armadillo ~]# mdadm -Cv /dev/md0 -l1 -n2 missing /dev/hdb1
[armadillo ~]# mdadm --zero-superblock /dev/hdb1
[armadillo ~]# mkfs.ext3 /dev/md0

4. 2台目のHDDにルートファイルシステムをコピー

ルートファイルシステムを/dev/md0にコピーします。


[armadillo ~]# mkdir /mntroot; mount /dev/md0 /mntroot
[armadillo ~]# apt-get install rsync
[armadillo ~]# rsync -auHxv --exclude=/proc/ --exclude=/sys/ --exclude=/mntroot/ /* /mntroot/

5. システムを再起動

/mntroot/etc/fstab を編集し、ルートファイルシステムに/dev/md0を指定してから再起動します。 再起動したのち、mountコマンドでルートファイルシステムが/dev/md0になっている事を確認します。

6. ミラー化の実行

/dev/hda1 をミラーディスクとしてアレイに追加します。はじめにfdiskで/dev/hda1のファイルシステムタイプを0xfdに変更します。

つぎに以下のコマンドを実行しミラー化を行います。


[armadillo ~]# mdadm --zero-superblock /dev/hda1
[armadillo ~]# mdadm /dev/md0 -a /dev/hda1

cat /proc/mdstat の表示にてミラー化が進んでいるようなら成功です。完了後に/etc/mdadm/mdadm.confを編集し、DEVICE /dev/hda1 /dev/hdb1という一行だけにした後、以下のコマンドを実行してください。


[armadillo ~]# mdadm --detail --scan >> /etc/mdadm/mdadm.conf 

参照文章 http://www.devil-linux.org/documentation/1.0.x/ch01s05.html

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