Armadillo-440:無線LANオプション(OP-A400-AWLMOD-10)で、無線LANをアドホックモードで動かします。
Armadillo-440
OP-A400-AWLMOD-10
1. Armadillo-440+無線LANオプション(OP-A400-AWLMOD-10)を動かす準備
下記マニュアルを参考に組み立てます。
Armadillo-400シリーズハードウェアマニュアル
9.6. Armadillo-400シリーズ WLANオプションモジュール(AWL13対応)(型番:OP-A400-AWLMOD-10)
Armadillo-440に無線LANオプション対応イメージ(※)を書き込みます。
※)ビルド済みの標準イメージを使う場合は、下記よりダウンロード可能です。
Armadillo-440 Linuxカーネル
Linuxカーネル WLANモデル用 (Linux 3.14対応)
linux-a400-wlan-[version].bin.gz
Armadillo-440 ユーザーランド
ユーザーランド WLANモデル用 (Linux 3.14対応)
romfs-a420-wlan-awl13-[version].img.gz
イメージの書き換え方法は、下記マニュアルを参考ください。
Armadillo-400 シリーズソフトウェアマニュアル
第6章 フラッシュメモリの書き換え方法
アドホックモードで使用するには、無線LANモジュールにステーション用ファームウェアをロードするように設定します。
/etc/config/awl13.confを下記の内容で作成します。
(既に設定済みの場合はそのままにします)
AWL13_MODE=STA
#AWL13_MODE=AP
下記コマンドで上記の設定を保存します。
[root@armadillo420-0 (ttymxc1) ~]# flatfsd -s
Armadillo-440を再起動します。(起動時に上記のファームウェアが無線LANモジュールにロードされます。)
2. アドホックモードに設定
ここでは、一例として下記のように設定します。
ESSID:myadhoc
WEPキー:1234567890
チャンネル:1
root@armadillo:~# iwconfig awlan0 mode Ad-Hoc
root@armadillo:~# iwconfig awlan0 essid myadhoc
root@armadillo:~# iwpriv awlan0 set_cryptmode WEP64
root@armadillo:~# iwconfig awlan0 enc 1234567890
root@armadillo:~# iwconfig awlan0 channel 1
root@armadillo:~# ifconfig awlan0 192.168.0.1 up
以上でアドホックモードで接続可能な状態になります。