Armadillo-IoT A9E

製品概要

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CPU

Arm Cortex-A35 ×2

コアクロック

800MHz

メモリ

1GB

ストレージ

4GB (eMMC)

2025年春 発売予定の新製品

LAN WLAN BT LTE Cat.1 bis USB RS485 DI DO microSD UART GPIO I2C SPI CAN PWM

製品の主な特長

省電力のまま、従来製品比でCPU処理能力が約3倍も向上
IoTゲートウェイのスタンダードモデル

Armadillo-IoTゲートウェイ A9Eは、あらゆる用途に対応するスタンダードなIoTゲートウェイです。同様のコンセプトで開発された従来製品に比べ、CPU処理能力が約3倍も高速になったことで、さらに幅広い用途で採用できます。「Cat.1 bisモデル」は、新規格であるLTE Cat.1 bis対応の通信モジュールを搭載しています。データ収集やソフトウェアアップデート(OTA)に必要となる実用的な通信速度と、バッテリ駆動にも対応できる省電力性を両立することができます。

NXP製i.MX 8ULP搭載

SoC「i.MX 8ULP(NXPセミコンダクターズ製)」を採用しています。ヘトロジニアスマルチコアで、Arm Cortex-A35(800MHz)×2とArm Cortex-M33(216MHz)を搭載しています。

WLAN, BT, Thread®通信に対応

WLAN通信モジュールは、BT/Thread通信にも対応します。省電力通信規格であるThreadは、スマートホーム標準規格「Matter™」で採用されています。メッシュネットワークを構築可能で、通信距離の延長や高い堅牢性を実現できます。

間欠動作に対応

ゲートウェイを間欠動作させることで、さらに細かな節電を行えます。スリープ時はほとんど電力を消費せず、すぐに高速起動することができます。必要なときだけIoTゲートウェイを起動しクラウドと通信、データ送信後は再スリープといった運用が可能です。

IoT製品のセキュリティ認証に対応予定

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用開始予定のIoT製品に対する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」の基準★1に適合予定です。高セキュリティな製品として長期運用が可能です。

セキュアエレメントを搭載

セキュアエレメント「SE050」を搭載しています。これを使用することで、ハードウェアRoot of Trustによる高いセキュリティを実現できます。

DINレールに取り付け可能

標準ケースはDINレールに取り付け可能な構造になっています。既存のレイアウトを変更することなく、容易に追加設置できます。

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Armadillo新製品発表会のアーカイブ

2024年10月16日(水)に開催された「Armadillo新製品発表会 2024」のアーカイブ動画をYouTubeで公開しています。i.MX 8ULP搭載シリーズの「Armadillo-IoTゲートウェイ A9E」および「Armadillo-900」の概要と、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用開始予定のIoT製品に対する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」についての対応予定を解説しています。

アプリケーション開発

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Armadillo Base OS 対応

Armadillo-IoTゲートウェイ A9Eは、専用ディストリビューション「Armadillo Base OS」に対応しています。ユーザー自身がゲートウェイの機能を自由に設計・開発して書き込むことで、さまざまな製品を作ることができます。

Armadillo Base OSについて

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無料で受講できるハンズオンセミナーを定期開催

Armadillo Base OSの概要や使い方の説明、実際にアプリケーションを作成して組み込むまでをトレーニング形式で体験することができます。製品購入前でも受講可能ですので、ご検討中の方はぜひご参加ください。

[コースF] Armadillo Base OS 基礎セミナー

※Armadillo-IoTゲートウェイ A9Eを使ったセミナーは、製品発売後の開始を予定しています。

製品モデル

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Cat.1 bis+WLANモデル、Cat.1 bisモデル、WLANモデル、LANモデルをラインアップ

Armadillo-IoTゲートウェイ A9Eは、「LTE Cat.1 bis通信モジュール」と「WLAN+BT+THモジュール」の搭載有無で、4種類をラインアップがあります。設置環境や用途に合わせて製品を柔軟に選ぶことができます。

Armadillo-IoTゲートウェイ A9Eの製品ラインアップ

周辺サービス

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デバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」

デバイスをリモートから運用管理することができるクラウドサービスです。様々なタスクをリモートから実行できるようになり、OSアップデートもダッシュボードからの操作で行えるので、稼働中のデバイスは常に最新の状態を維持できます。バグ修正やセキュリティ対策などのメンテナンスのほか、機能追加や設定変更、アプリケーションのアップデートなども可能です。

Armadillo Twinについて
Armadillo Twin ユーザーマニュアル(Armadillo Twinサイト)
サービス・無償トライアルのお申し込み(Armadillo Twinサイト)

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Armadilloインテグレーションパートナー

Armadilloをプラットフォームとした機器の設計開発、量産製造などを支援するサービスです。 パートナー各社所属で各分野に精通したプロフェッショナルが、ご相談に応じます。

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