製品の主な特長

Arm9プロセッサ搭載・拡張バス対応
Arm9プロセッサ(NXP(旧 Freescale) i.MX257, CPUクロック400MHz)搭載の組み込みプラットフォームです。従来から広く使用されている「PC/104バス」互換の拡張バスを搭載しています。Armadillo-460のPC/104拡張バスは、より高速なデータ通信が可能な「3.3V高速拡張バスモード」[*1]にも対応しています。 A/D変換器、デジタルI/O、モーター制御などのPC/104互換の拡張ボードを複数枚スタックすることができます。
また、Armadillo-460は、Armadillo-420/440と、拡張インターフェースのピン配置および機能の互換性が保持されています。Armadillo-400シリーズの製品は、各々ソフトウェアも互換性があり、Armadillo-420/440用に開発したソフトウェアをArmadillo-460で動作させることが可能です。
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省電力設計の量産ボード:動作温度範囲-20℃~+70℃をカバー
Armadillo-400シリーズは、 量産にそのままお使いいただくことを想定し、通常動作時の省電力が1.2W程度という省電力設計で、スリープモードも搭載しています。また、動作温度範囲は-20℃~+70℃をカバーし、氷点下の環境で使用される組み込み機器にも搭載できる安心設計です。
Armadillo-460のアプリケーション開発
LinuxOSプリインストール
OSとしてLinuxを採用し、デバイスドライバや開発環境をWebサイトで無償公開しています(リード部品未実装の量産ボードは、ブートローダーのみプリインストールされています)。オープンソースソフトウェアを含む多くのLinuxソフトウェア資産を活用して、ユーザーオリジナルのアプリケーションを自由に開発することができます。
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開発環境
クロス開発には、無償のArmadillo専用開発環境「ATDE」をご利用いただけます。ATDEを使うことで、開発用PCの用意やツールのインストールなど開発環境を整える手間を軽減することができます。
[*1] 「3.3V高速拡張バスモード」:CPUバスに直接信号接続し、高速アクセスが可能なモード。
周辺サービス
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Armadilloインテグレーションパートナー
Armadilloをプラットフォームとした機器の設計開発、量産製造などを支援するサービスです。 パートナー各社所属で各分野に精通したプロフェッショナルが、ご相談に応じます。
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