Armadillo Twinとは(2024年2月サービスイン予定)

IoTデバイスに必須と考えられる運用管理をすべてリモートで実行
「Armadillo Twin」は、Armadillo Base OS搭載のデバイスをリモートから運用管理することができるクラウドサービスです。様々なタスクをリモートから実行できるようになり、OSアップデートもダッシュボードからの操作で行えるので、稼働中のデバイスは常に最新の状態を維持できます。バグ修正やセキュリティ対策などのメンテナンスのほか、機能追加や設定変更、アプリケーションのアップデートなども行えるため、設置現場に出向くことなく計画的・効率的なDevOpsを実現します。

遠隔監視
登録されたデバイスの死活監視をするほか、CPUの使用率や温度、メモリの使用量、モバイル回線の電波状況、ストレージの空き容量や寿命の監視も可能です。アラートメール機能によりシステムの異常を検知し、遠隔操作機能を使うことによって、即座に対処することもできます。また、デバイス本体に搭載されているセキュアエレメントを使った個体認証により、不正なデバイスを登録することはできません。
遠隔操作
デバイス上で任意のコマンドを実行できることも特長です。本サービスは遠隔操作で一般的によく使われるSSH(Secure Shell)のように固定グローバルIPアドレスを必要としません。このため通信回線の契約を安くできるだけでなく、インターネット上からのサイバー攻撃のリスクを抑制する効果もあります。また、登録されているデバイスにはラベル名を付けたり、グループ化することができ、グループに対する一括実行や時刻を指定するスケジュール実行の機能も備えています。
ソフトウェアアップデート機能(OTA)
遠隔からデバイスのソフトウェアのアップデートをすることで、長期にセキュリティ性の高いシステムを保つことも、新たな機能を提供することも可能になります。また、本サービスはデバイスに搭載されているArmadillo Base OSと連携し、不正なソフトウェアへのアップデートを行わせない署名検証機能、および突然の電源断や通信回線の障害によってアップデートが失敗した際に、自動で元の状態に戻るロールバック機能を標準で備えています。そのため、ユーザーは安心してソフトウェアアップデート機能を利用することができます。
提供する機能一覧
遠隔監視 | 死活監視、Appコンテナ稼働状況、CPU・メモリ・ストレージ使用率、ストレージ寿命、モバイル回線電波強度、モバイル回線基地局の位置情報、アラートメール |
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遠隔操作 | ファームウェアアップデート、任意コマンド実行、バージョン確認、設定変更、グループ一括実行、スケジュール実行 |
個体管理 | 個体識別番号・証明書による登録、ラベル付け、デバイスグループ化 |
ユーザ管理 | ユーザーの追加・削除、権限設定 |
お知らせ | セキュリティアップデート、システム障害通知 |
サービス利用料金
固定IP費用が不要で1デバイス300円(税抜)/月の低価格
他社サービスと比較して低価格な料金設定を実現しています。1台あたり月額300円(税抜)で、一般的な運用であれば十分な通信量の4GBまでが定額料金内です。テナント(アカウント)とデバイス台数毎の月額料金だけで運用できます。
まずは3ヶ月の無償トライアルをお試しください
Armadillo Base OS対応の製品シリーズをお持ちであれば、3ヶ月間の無償トライアルにお申し込みいただけます(2024年2月より受付開始予定)。トライアル期間では5台までのデバイス登録が可能で、本契約後もトライアル中に設定したデータは引き継いで利用することができます。本契約の流れなどの詳細については、アットマークテクノ営業部までお問い合わせください。
契約形態 | テナント | デバイス | ||
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月額利用料(1アカウント) | 月額利用料(1台) | 登録台数 | 4GB/月を超える通信 | |
トライアル(3ヶ月間) | 無料 | 無料 | 最大5台 | 非対応 |
本契約 | 11,000円(税抜:10,000円) | 通信量上限:4GB 330円(税抜:300円) |
無制限 | 従量課金制(1GB毎) 110円(税抜:100円) |
対象製品
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