Armadillo Twin

Armadillo Twinとは

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IoTデバイスに必須と考えられる運用管理をすべてリモートで実行

「Armadillo Twin」は、Armadillo Base OS搭載のデバイスをリモートから運用管理することができるクラウドサービスです。様々なタスクをリモートから実行できるようになり、OSアップデートもダッシュボードからの操作で行えるので、稼働中のデバイスは常に最新の状態を維持できます。バグ修正やセキュリティ対策などのメンテナンスのほか、機能追加や設定変更、アプリケーションのアップデートなども行えるため、設置現場に出向くことなく計画的・効率的なDevOpsを実現します。

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ソフトウェアアップデート(OTA)

遠隔からデバイスのソフトウェアアップデートをすることで、長期にセキュリティの高いシステムを保つと共に、新たな機能を提供することも可能となります。デバイスに搭載されているArmadillo Base OSと連携し、不正なソフトウェアへのアップデートを行わせない署名検証機能、および突然の電源断や通信回線の障害によってアップデートが失敗した際に、自動で元の状態に戻るロールバック機能を備えています。そのため、ユーザーは安心してソフトウェアアップデートを利用することができます。

遠隔稼働監視

登録されたデバイスの死活監視をはじめ、CPUの使用率や温度、メモリの使用量、モバイル回線の電波状況、ストレージの空き容量や寿命の監視ができます。アラートメール機能によりシステムの異常を検知し、遠隔操作機能を使うことによって、即座に対処することも可能です。また、デバイス本体に搭載されているセキュアエレメントを使った個体認証により、不正なデバイスの接続を防ぎます。

遠隔操作

デバイス上で任意のコマンドを実行できます。本サービスは遠隔操作で一般的に使われるSSH(Secure Shell)のように固定グローバルIPアドレスを必要としません。そのため、通信回線の契約を安くできるだけでなく、インターネット上からのサイバー攻撃のリスクを抑制する効果もあります。また、登録されているデバイスにはラベル名を付けたりグループ化することができ、グループに対する一括実行や時刻を指定するスケジュール実行の機能も備えています。

Armadillo Twin サービス説明動画

提供する機能一覧

遠隔稼働監視 死活監視、アプリケーションコンテナ稼働状況、 CPU使用率・温度/メモリ使用率、ストレージ寿命、モバイル回線電波強度、モバイル回線基地局の位置情報[※]、アラートメール
遠隔操作 ソフトウェアアップデート(OTA)、任意コマンド実行、ソフトウェアバージョン確認、設定変更、グループ一括実行、スケジュール実行
個体管理 デバイス登録(デバイス証明書を利用)、ラベル付け、デバイスグループ化機能
ユーザー管理 ユーザーの追加/削除、ユーザー権限の設定
お知らせ セキュリティアップデート、システム障害通知

※今後のアップデートで対応予定です。(2024年7月現在)


各機能の詳細は、Armadillo Twinサイトのユーザーマニュアルをご覧ください。

各プランとサービス利用料金

利用状況に応じて選べるプラン

Armadillo Twinのアカウント基本料金は月額10,000円(税抜)で、1つのアカウントに複数のユーザーを登録できます。「ベーシックプラン」は1台あたり月額300円(税抜)のデバイス利用料金で、全ての機能を利用できます。手軽に将来のセキュリティリスクに備えられる月額0円の「リザーブプラン」をはじめ、「ライトプラン」や「スタンバイプラン」など、機能を限定し価格をさらに抑えたプランも提供しており、状況に応じてプランを自由に切り替えて運用することも可能です。

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[※1] 記載以外の料金の詳細についてはお問い合わせください。
[※2] デバイス1台毎に契約中のプランを変更することができます。リザーブプランに他のプランから変更することはできません。変更時は、プラン変更料金として1回につき300円(税抜)/台の費用が発生します。
[※3] 利用を開始するには、アカウントの新規作成とサービスを利用できるいずれかのプランに変更する必要があります。製品出荷後180日以内の初回プラン変更は無料です。180日を過ぎてからの変更は300円(税抜)/台の費用が発生します。
[※4] アカウントを新規作成した時点で、10,000円(税抜)の月額料金が発生します。
[※5] OTA通信量4GB/月の料金を含みます。アカウント内のデバイス全体で、定額部分の容量4GB×登録台数分の容量をシェアすることができます。4GBを超える通信は1GB毎に100円(税抜)が従量課金されます。従量課金は初期状態では無効に設定されているため、有効にする場合は別途設定が必要です。無償トライアル中のOTA通信量の上限は4GB/月で、それを超える通信はできません。
[※6] 「デバイス登録代行オプション」を同時に申し込むと、指定のアカウントとデバイス情報が紐づいた状態で出荷されます。リザーブプラン以外の月額プランを納品時から設定したい場合は、オプション申し込みが必須となります。

各機能を利用開始するまで月額0円 !「リザーブプラン」

「リザーブプラン」は製品発注時にのみ契約することができるプランです。デバイスの運用開始後にソフトウェアの修正やセキュリティ対策等に迫られた際、いつでも任意のプランに変更することができ、アカウントを新規作成するまでは一切の月額料金が発生しません。必要なタイミングでベーシックプランに変更することで、ソフトウェアアップデート(OTA)やSSH(Secure Shell)の代わりとなる遠隔操作の機能を使えるようになります。問題の対処後にライトプランやスタンバイプランに変更することもできます。

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いつでもプラン変更が可能!月額料金を抑えた運用を実現

通常時は機能が限定された低価格なプランを利用し、必要なタイミングでのみOTA機能を使用できるプランに変更することで、サービスのトータルコストを抑えられます。変更時は、プラン変更料金として1回につき300円(税抜)/台の費用が発生します。

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サービスにデバイス登録済みの状態で納品可能

Armadillo Twinを利用するには、ウェブ上でサービスに紐づけをするデバイス登録作業が1台毎に必要です。発注時に有料アカウントのプラン(ベーシック、ライト、スタンバイのいずれか)を契約すると、初めからサービスとデバイスが紐づけされた状態で納品となるので、登録するデバイスの台数が多い場合などに最適です。


サービス手引きと利用規約

料金の詳細については「サービス手引き」に掲載しています。サービスの利用開始にあたっては「利用規約」も併せてご確認ください。

サービス手引き
Armadillo Twin サービス手引き v1.5.0
リリース履歴
v1.4.0
v1.3.2
v1.3.1
v1.3.0
v1.2.0
v1.1.0
v1.0.0
利用規約
Armadillo Twin 利用規約 v20240710
リリース履歴
v20240229

アップデート履歴

Armadillo Twinサイトにアップデート履歴を掲載しています。

Armadillo Twin アップデート履歴

サービスのお申し込み

まずはベーシックプランをお試し!全ての機能を利用できる3ヶ月間の「無償トライアル」

Armadillo Base OS対応の製品シリーズを所有するユーザー向けに、ベーシックプランの全ての機能を試すことができる3ヶ月間の無償トライアルを提供しています。トライアル期間では最大5台まで(本契約後は台数無制限)のデバイス登録が可能で、本契約後もトライアル中に設定したデータは引き継いで利用できます。本契約までの流れなど、詳細についてはArmadillo TwinサイトのWebフォームからお問い合わせください。

サービスの本契約

サービスの本契約はArmadillo Twinサイトから承ります。管理者ユーザーとなる方のメールアドレスでアカウントを作成し、お申し込みください。


無償トライアルおよびサービスの本契約は、Armadillo Twinサイトからお申し込みください。

対象製品

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about_iot-board_Armadillo-640
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お問い合わせ

ご質問やご相談は、Armadillo TwinサイトのWebフォームからお問い合わせください。