Armadillo-IoT A6E

製品概要

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CPU

Arm Cortex-A7

コアクロック

528MHz

メモリ

512MB

ストレージ

3.5GB (eMMC)

Cat.1 bisモデル 2025年春 発売予定

LAN WLAN Bluetooth® LTE Cat.1 bis USB RS485 DI DO microSD UART I2C GPIO SPI CAN PWM

製品の主な特長

あらゆる用途に対応・多彩なインターフェースを標準搭載
IoTゲートウェイの省電力モデル

Armadillo-IoTゲートウェイ A6Eは、あらゆる用途に対応する省電力なIoTゲートウェイです。搭載する通信モジュールやインターフェースの有無でモデルが用意されているため、接続する機器やセンサーに合わせて選択できます。

NXP製i.MX 6ULL搭載

Arm Cortex-A7(528MHz)のSoC「i.MX 6ULL(NXPセミコンダクターズ製)」を採用しています。

LTE Cat.1 bis搭載モデルの特長

新規格であるLTE Cat.1 bis対応の通信モジュールを搭載しています。データ収集やソフトウェアアップデート(OTA)に必要となる実用的な通信速度と、バッテリ駆動にも対応できる省電力性を両立することができます。

RS485や接点入出力、アナログ入力を搭載

USBやLANといった標準的なI/Fの他、RS485、接点入力と接点出力、アナログ入力(※+Di8+Ai4タイプのみ)を搭載するため、センサーや機器とすぐに接続可能。ハードウェアを拡張開発することなく、様々な製品を作ることができます。

間欠動作に対応

ゲートウェイを間欠動作させることで、さらに細かな節電を行えます。スリープ時はほとんど電力を消費せず、すぐに高速起動することができます。必要なときだけIoTゲートウェイを起動しクラウドと通信、データ送信後は再スリープといった運用が可能です。

セキュアエレメント搭載

セキュアエレメント「SE050」を搭載しています。これを使用することで、ハードウェアRoot of Trustによる高いセキュリティを実現できます。

IoT製品のセキュリティ認証に対応予定

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用開始予定のIoT製品に対する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」の基準★1に適合予定です。高セキュリティな製品として長期運用が可能です。

DINレールに取り付け可能

標準ケースはDINレールに取り付け可能な構造になっています。既存のレイアウトを変更することなく、容易に追加設置できます。

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アプリケーション開発

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Armadillo Base OS 対応

Armadillo-IoTゲートウェイ A6Eは、専用ディストリビューション「Armadillo Base OS」に対応しています。ユーザー自身がゲートウェイの機能を自由に設計・開発して書き込むことで、さまざまな製品を作ることができます。

Armadillo Base OSについて

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無料で受講できるハンズオンセミナーを定期開催

Armadillo Base OSの概要や使い方の説明、実際にアプリケーションを作成して組み込むまでをトレーニング形式で体験することができます。製品購入前でも受講可能ですので、ご検討中の方はぜひご参加ください。

[コースF] Armadillo Base OS 基礎セミナー

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Node-RED™コンテナ

Node-RED™[※1]は、IoTアプリケーション開発に適したオープンソースのローコード開発ツールです。「Node」と呼ばれる機能ブロックを繋ぎ合わせて作るビジュアルプログラミング環境で、PythonやJavaScriptなどのプログラミング知識がなくてもアプリケーションを作れます。PLCやリモートI/Oなどの産業機器からのデータ収集や、それらの制御を行うアプリケーション用のNodeもあり、製造業DXの内製ツールとしても注目されています。Armadillo-IoTゲートウェイ A6EのI/Oも、Nodeから使用できます。Node-REDを利用すれば、ゲートウェイコンテナの設定変更だけでは対応できない動作を、Pythonでプログラミングすることなく実現できます。

※1 Node-REDは、OpenJS Foundationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

製品モデル

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Cat.1 bisモデル・WLAN/LANモデルをラインアップ

Armadillo-IoTゲートウェイ A6Eは、「LTE Cat.1 bis通信モジュール」と「WLAN+BTコンボモジュール」の搭載有無で、各モデルをラインアップしています。設置環境や用途に合わせて製品を柔軟に選ぶことができます。

接点入力8ch、アナログ入力4chを追加拡張した「+Di8+Ai4」タイプ

標準モデルから接点入力8ch、アナログ入力4chを追加拡張した「+Di8+Ai4」タイプをラインアップしています。入力数の多いIoTソリューションでも、ハードウェアの拡張開発をすることなく採用いただけます。

Armadillo-IoTゲートウェイ A6Eの製品ラインアップ

技術情報

製品マニュアルのほかに、お客様の開発を支援する目的で技術情報を公開しています。アットマークテクノのFAE・エンジニアが執筆するブログをはじめ、HowtoやFAQがあります。これらのドキュメントを読んでも解決しなかった問題はフォーラムで質問することもできます。

周辺サービス

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デバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」

デバイスをリモートから運用管理することができるクラウドサービスです。様々なタスクをリモートから実行できるようになり、OSアップデートもダッシュボードからの操作で行えるので、稼働中のデバイスは常に最新の状態を維持できます。バグ修正やセキュリティ対策などのメンテナンスのほか、機能追加や設定変更、アプリケーションのアップデートなども可能です。

Armadillo Twinについて
Armadillo Twin ユーザーマニュアル(Armadillo Twinサイト)
サービス・無償トライアルのお申し込み(Armadillo Twinサイト)

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Armadilloインテグレーションパートナー

Armadilloをプラットフォームとした機器の設計開発、量産製造などを支援するサービスです。 パートナー各社所属で各分野に精通したプロフェッショナルが、ご相談に応じます。

Armadilloインテグレーションパートナーについて

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Armadillo BTOサービス

量産製造の際は、セミオーダー式で必要なハードウェア構成を指定できる「BTOサービス」をご利用いただけます。ハードウェア構成の指定からROMイメージデータの書き込みまで指定いただけるので、開発したゲートウェイをより早く商品化したい場合に便利です。

BTOサービスについて


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