製品の主な特長
LTE通信対応・最小構成のIoTゲートウェイ
122×59.9×31.0mmの小型筐体に、FAや社会インフラをはじめとした各用途で頻繁に使われるインターフェースを厳選して搭載しています。

- LTE通信モジュール搭載
- RS422/485標準搭載
- USB、LAN標準搭載
- Wi-SUN対応可能(オプション)
NXP製 i.MX 7Dual 搭載
Armadillo-IoTゲートウェイ G3Lは、エッジコンピューティング時代のIoTゲートウェイへの利用を想定し、Arm Cortex-A7 Dual(コアクロック1GHz)の高性能SoC「i.MX 7Dual」(NXPセミコンダクターズ製)を搭載しています。
Armadillo-IoTゲートウェイ G3L のアプリケーション開発
Debian GNU/Linuxプリインストール・プログラマブルなゲートウェイ
Armadillo-IoTゲートウェイ G3Lは、標準OSとしてDebian GNU/Linuxを採用しており、PCライクな開発が可能なプラットフォームです。オープンソースソフトウェアを含む多くのLinuxソフトウェア資産を活用して、ユーザーオリジナルのアプリケーションを自由に開発することができます。
開発言語
開発言語として、C/C++言語だけでなく、Rubyやその他のスクリプト言語にも対応しています。Armadillo-IoTゲートウェイ G3Lの出荷用ユーザーランドにはRubyインタプリタがプリインストールされており、Rubyを使ってArmadillo-IoTゲートウェイ G3L上でネイティブ開発を進めることも可能です。また、Debianの提供する豊富なパッケージ群の中から、PythonやNode.jsなどの言語を自由にインストールできます。
ソフトウェアスタック
MQTTやRESTなどIoT向けのプロトコルに対応したソフトウェアスタックがプリインストールされています。また、fluentd、Sinatraなどのツールやフレームワークにも対応可能です。
開発環境
クロス開発には、無償のArmadillo専用開発環境「ATDE」をご利用いただけます。ATDEを使うことで、開発用PCの用意やツールのインストールなど開発環境を整える手間を軽減することができます。
Armadillo-IoTゲートウェイ G3L のソフトウェアについて
製品モデル
メモリ容量から選べる2モデルを展開
Armadillo-IoTゲートウェイ G3Lには、メモリ容量が異なる2つのモデルが用意されています。エッジコンピューティングを必要とする場合は、メモリ容量の大きなモデルをおすすめします。
- RAM 1GB搭載
- RAM 512MB搭載
Armadillo-IoTゲートウェイ G3Lの製品ラインアップ
周辺サービス
IoTサービス
デバイス運用管理サービス「node-eye」
「デバイスの状態把握」と「設定・アップデート」の機能をクラウド経由で実現できるクラウドサービス「node-eye(ノードアイ)」に対応しています。デバイスの状況をリモートで確認し、設定までをクラウド経由で処理できるので、故障解析機能を実現したい場合などにも役立ちます。
開発・製造支援
Armadilloインテグレーションパートナー
Armadilloをプラットフォームとした機器の設計開発、量産製造などを支援するサービスです。 パートナー各社所属で各分野に精通したプロフェッショナルが、ご相談に応じます。
ハードウェアカスタマイズ
BTOサービス対応
量産製造の際は、セミオーダー式で必要なハードウェア構成を指定できる「BTOサービス」をご利用いただけます。ハードウェア構成の指定からROMイメージデータの書き込みまで指定いただけるので、開発したゲートウェイをより早く商品化したい場合に便利です。