Javaの実行環境の構築と、参考としてTomcatのインストールを説明します。
1. J2REのインストール
もともと Blackdown プロジェクトが ARM用の Javaを公開していたのですが、 すでにプロジェクトは終了しています。そのためファイルはミラーサイトから ダウンロードする必要があります。 ミラーサイトから、ARM用のJ2RE (j2re-1.3.1-RC1-linux-arm.tar.bz2)をダウンロードします。
Armadillo-9上の適当なディレクトリで解凍後に、環境変数のPATHを設定します。
[armadillo ~]# tar jxvf j2re-1.3.1-RC1-linux-arm.tar.bz2 -C /usr/local [armadillo ~]# export PATH=$PATH:/usr/local/j2re-1.3.1/bin
これでJavaの実行環境が完成です。初心に戻って Hello world! を実行するのも楽しいかもしれません。
2. Tomcatのインストール
文字化けしたりしてますが、参考までにTomcatのインストール方法を記載します。
http://tomcat.apache.org/ から Tomcat3.3.2 のバイナリイメージ(jakarta-tomcat-3.3.2.tar.gz)をダウンロードします。
Armadillo-9上の適当なディレクトリで解凍後に、実行します。
[armadillo ~]# tar zxvf jakarta-tomcat-3.3.2.tar.gz -C ~/ [armadillo ~]# cd ~/jakarta-tomcat-3.3.2 [armadillo ~/jakarta-tomcat-3.3.2]# ./bin/startup
ブラウザで http://[Armadillo-9のIP]:8080/ にアクセスすると、TOPページが表示されるはずです。 (文字化けなど、適切に動作しない部分があります)