at_yukari.hara
2019年10月1日 10時07分
マニュアルにも記載されていますが、Armadillo-X1の評価用拡張ボードを動かす一連の流れをまとめてみました。
評価用拡張ボードとは?
Armadillo-X1の拡張インターフェース(100ピン拡張コネクタ)に接続できる拡張ボードです。
LCD, SD, USB, LAN(ギガビット・イーサネット)のインターフェースを評価することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
必要なもの
- ATDE7
- Armadillo-X1
- Armadillo-X1 評価用拡張ボードセット01(SA-AX1-EXTEVA-01)
(こちらを参考にArmadillo-X1と評価用ボードを接続してください。)
※ArmadilloとATDEはネットワークに接続されていることを前提とします。
手順
1.イメージをダウンロードする
こちらから評価用拡張ボード対応ブートローダー、Linux カーネルイメージ、DTBをArmadilloにダウンロードします。
※DTBは用途にあわせて[USBホスト/USBデバイス]のどちらかを選択してください。
[armadillo ~]# wget [イメージのURL]
2.Linux カーネルイメージを eMMC にインストールする。
[armadillo ~]# mount /dev/mmcblk2p1 /mnt [armadillo ~]# cp uImage /mnt/uImage [armadillo ~]# umount /mnt
3.DTBをeMMCにインストールする
[armadillo ~]# mount /dev/mmcblk2p1 /mnt [armadillo ~]# cp armadillo_x1-extboard-eva01-usbhost-[version].dtb /mnt/armadillo_x1-extboard-eva01-usbhost.dtb [armadillo ~]# umount /mnt
4.評価用拡張ボード対応ブートローダーをインストールする。
[armadillo ~]# x1-bootloader-install u-boot-x1-[version].bin
5.ブートローダーのインストールが完了したら、対応するDTBで起動するよう指定します。
保守モードで起動し、次のようにコマンドを実行します。
=> setenv fdt_file armadillo_x1-extboard-eva01-usbhost.dtb => saveenv
操作確認
こちらの方法で動作確認を行ってください。