アットマークテクノがArmadillo-IoT ゲートウェイ G4 上で動作確認できた機械学習モデルについての詳細をまとめた Armadillo-IoT G4 Model Zoo を公開しました。
概要
Armadillo-IoT G4 Model Zooでは動作確認済みの機械学習モデルについて、以下をまとめて紹介しています。
- ベースとなるモデルの詳細
- 量子化手順(Google Colaboratory上で実行可能)
- 動作確認手順(Google Colaboratory上で実行可能)
動作確認について
機械学習モデルの動作確認の手順は全てGoogle Colaboratory形式で公開しており、PCのWebブラウザ上で実装の確認と実行が可能です(要Googleアカウント)。
お手元にArmadillo-IoT ゲートウェイ G4 がなくても、機械学習を用いてできることや、実際に実行する際のプログラムのイメージがつかみやすいと思いますので、是非ご活用ください。
量子化について
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 は、NPU(Neural Processing Unit) と呼ばれる、機械学習を用いた推論を高速に行えるプロセッサを搭載しています。 ただし、NPUの性能を活かしきるためには、機械学習モデル内での演算を符号なし8ビット整数に変換(=量子化)する必要があります。
機械学習モデルの量子化手順についても、アットマークテクノで量子化したモデルについてはGoogle Colaboratory形式で公開しており、PCのWebブラウザ上で実装の確認と実行が可能です(要Googleアカウント)。
Armadillo-IoT G4 Model Zooで紹介している機械学習モデルは、Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 実機上でNPUを用いて使用することができるため、実際に機械学習モデルを開発時に量子化を行なう必要がある際に、こちらで紹介している量子化手順を参考にすることができます。
量子化について詳細は、TensorFlow Liteの量子化ガイドを参照してください。