Armadilloフォーラム

> tanukiです。
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> armadillo-420を以下環境で使用しております。
> ・開発環境：atde5-amd64-20191016.tar.gz
> ・Atmark-Dist：atmark-dist-20191216.tar.gz
> ・Linuxカーネル：linux-3.14-at13.tar.gz
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> Linuxカーネル、ユーザーランド共にフラッシュメモリに格納し、
> ブートローダによりRAMに展開し運用する事を考えています。
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> ここで、ClamAVをフラッシュメモリ内のユーザーランドにインストールしたいのですが、
> 以下事項について確認させてください。
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> ①ClamAVはdebianユーザランドにはインストール可能であるがSDカードにしか構築できない。
そうですね。容量的にArmadillo-420のNORフラッシュメモリにdebianを載せることはできません。
同等のクラスの製品で、新規開発であれば容量面でもOSのサポートの新しさの面でもArmadillo-640の利用をお勧めします。

> ②ClamAVはAtmark-Distイメージ（romsf-a420-[version].img.gz）にはインストール出来ない？
atmark-distは単にmakefileでコンパイルしたバイナリを圧縮しているだけなので、
ご自身でビルドして(つまり自作のアプリと同じようにビルドして組み込む)のであれば
入ると思いますが、何分ビルド環境のライブラリも古いため新しい製品の利用をお勧めします。

> 　ClamAVはLinux用のオープンソースのアンチウィルスソフトウェアなので、
> 　ほとんどのディストリビューションのパッケージマネージャからインストール出来るのでは？、

atmark-distにパッケージマネージャはありません。事前にユーザーランドをビルドして
ROM化したものをボードに書き込んだあとは一切の変更をせず、実行時にはアプリケーションの
追加等をしない固定的なスタイルのディストリビューションです。
atmark-distのソースコードを見ると解ると思いますが、ソースコード内atmark-dist/user/
にあるビルドスクリプトで個別のアプリケーションをビルドして、圧縮、ROM化しています。