new_bee
2024年5月22日 10時08分
いつもお世話になっております
今までatde9で構築していた仮想環境をPC故障により 別PCにて作業を再開したしたいと思っています。
今までの環境で作成していたpython_appというコンテナは a6eにのみ存在しており、復元するにはどうしたらよいでしょうか?
もし手順があるようでしたら教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
コメント
at_satoshi.ohta
太田です。
Dockerfile と desc ファイル、packages.txt などは Armadillo にコピーしていません。
そのため、それらを編集していた場合、Armadillo にはデータが残っていないので、Armadillo の環境のみから完全に復元するのは難しいです。
また、別PCでは現在の環境の Armadillo を SWU ファイルでアップデートすることはできないので、再度 Armadillo を初期化して initial_setup をする必要があります。
できるだけ復元するのであれば、必要なデータをUSBなどのストレージにコピーした後、
お使いのPCで再度、atde9を立ち上げて同様のプロジェクト名でpythonのプロジェクトを作成して上書きしてください。
基本的にコピーするものとしては、
・ アプリケーションのソースコード
Armadillo 内の "/var/app/rollback/volumes/プロジェクト名" 以下のデータを
atde9の python プロジェクトディレクトリの "app/src" 以下にコピーしてください。
・ コンテナの起動設定ファイル(conf ファイル)
Armadillo 内の "/etc/atmark/containers/プロジェクト名.conf" を
atde9の python プロジェクトディレクトリの "config/app.conf" としてコピーしてください。
・ 他に使用していた設定ファイルなど
atde9の python プロジェクトディレクトリの "container/resources" 以下に
ディレクトリのツリー構造を維持した形でコピーしてください。
コンテナは Dockerfile が無いと再現できないので、Dockerfile を変更している場合は申し訳ありませんが記憶を頼りに作成し直すことになるかと思います。
念の為、Armadillo 内のコンテナを保存しておく方法を以下に示します。
下記のコマンドを Armadillo のターミナルで実行すると tar アーカイブにすることができます。
ここでは、localhost/my_project というコンテナイメージを localhost/my_project_armadillo という名前で複製した後、 my_project_armadillo.tar という名前で圧縮しています。
armadillo:~# podman ps # ここで my_project の CONTAINER ID を調べる armadillo:~# podman tag <CONTAINER ID> my_project_armadillo armadillo:~# podman save -o my_project_armadillo.tar my_project_armadillo
packages.txt に関しましては、Armadillo に入っていたコンテナ(この例では、my_project_armadillo)とプロジェクトから作成し直したコンテナに入っているパッケージの差分を見るのも手かと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
new_bee
太田様
お世話になっております。
早急の回答ありがとうございます。
作成したコンテナのバックアップを作成することができました。
初期化方法についてなのですが取説にある、.2.5.1. 初期化インストールディスクの作成
問題ないでしょうか
よろしくお願いいたします
> 太田です。
>
> Dockerfile と desc ファイル、packages.txt などは Armadillo にコピーしていません。
> そのため、それらを編集していた場合、Armadillo にはデータが残っていないので、Armadillo の環境のみから完全に復元するのは難しいです。
>
> また、別PCでは現在の環境の Armadillo を SWU ファイルでアップデートすることはできないので、再度 Armadillo を初期化して initial_setup をする必要があります。
>
> できるだけ復元するのであれば、必要なデータをUSBなどのストレージにコピーした後、
> お使いのPCで再度、atde9を立ち上げて同様のプロジェクト名でpythonのプロジェクトを作成して上書きしてください。
>
> 基本的にコピーするものとしては、
>
> ・ アプリケーションのソースコード
> Armadillo 内の "/var/app/rollback/volumes/プロジェクト名" 以下のデータを
> atde9の python プロジェクトディレクトリの "app/src" 以下にコピーしてください。
>
> ・ コンテナの起動設定ファイル(conf ファイル)
> Armadillo 内の "/etc/atmark/containers/プロジェクト名.conf" を
> atde9の python プロジェクトディレクトリの "config/app.conf" としてコピーしてください。
>
> ・ 他に使用していた設定ファイルなど
> atde9の python プロジェクトディレクトリの "container/resources" 以下に
> ディレクトリのツリー構造を維持した形でコピーしてください。
>
> コンテナは Dockerfile が無いと再現できないので、Dockerfile を変更している場合は申し訳ありませんが記憶を頼りに作成し直すことになるかと思います。
>
> 念の為、Armadillo 内のコンテナを保存しておく方法を以下に示します。
> 下記のコマンドを Armadillo のターミナルで実行すると tar アーカイブにすることができます。
> ここでは、localhost/my_project というコンテナイメージを localhost/my_project_armadillo という名前で複製した後、 my_project_armadillo.tar という名前で圧縮しています。
>
>
> armadillo:~# podman ps > # ここで my_project の CONTAINER ID を調べる > armadillo:~# podman tag <CONTAINER ID> my_project_armadillo > armadillo:~# podman save -o my_project_armadillo.tar my_project_armadillo >
>
> packages.txt に関しましては、Armadillo に入っていたコンテナ(この例では、my_project_armadillo)とプロジェクトから作成し直したコンテナに入っているパッケージの差分を見るのも手かと思います。
>
> どうぞよろしくお願いいたします。
>
new_bee
抜けがありましたので追記いたします。
取説 3.2.5.1. 初期化インストールディスクの作成
の手順に従っていけばよろしいでしょうか
よろしくお願いいたします
> 太田様
> お世話になっております。
>
> 早急の回答ありがとうございます。
> 作成したコンテナのバックアップを作成することができました。
>
> 初期化方法についてなのですが取説にある、.2.5.1. 初期化インストールディスクの作成
> 問題ないでしょうか
>
> よろしくお願いいたします
>
> > 太田です。
> >
> > Dockerfile と desc ファイル、packages.txt などは Armadillo にコピーしていません。
> > そのため、それらを編集していた場合、Armadillo にはデータが残っていないので、Armadillo の環境のみから完全に復元するのは難しいです。
> >
> > また、別PCでは現在の環境の Armadillo を SWU ファイルでアップデートすることはできないので、再度 Armadillo を初期化して initial_setup をする必要があります。
> >
> > できるだけ復元するのであれば、必要なデータをUSBなどのストレージにコピーした後、
> > お使いのPCで再度、atde9を立ち上げて同様のプロジェクト名でpythonのプロジェクトを作成して上書きしてください。
> >
> > 基本的にコピーするものとしては、
> >
> > ・ アプリケーションのソースコード
> > Armadillo 内の "/var/app/rollback/volumes/プロジェクト名" 以下のデータを
> > atde9の python プロジェクトディレクトリの "app/src" 以下にコピーしてください。
> >
> > ・ コンテナの起動設定ファイル(conf ファイル)
> > Armadillo 内の "/etc/atmark/containers/プロジェクト名.conf" を
> > atde9の python プロジェクトディレクトリの "config/app.conf" としてコピーしてください。
> >
> > ・ 他に使用していた設定ファイルなど
> > atde9の python プロジェクトディレクトリの "container/resources" 以下に
> > ディレクトリのツリー構造を維持した形でコピーしてください。
> >
> > コンテナは Dockerfile が無いと再現できないので、Dockerfile を変更している場合は申し訳ありませんが記憶を頼りに作成し直すことになるかと思います。
> >
> > 念の為、Armadillo 内のコンテナを保存しておく方法を以下に示します。
> > 下記のコマンドを Armadillo のターミナルで実行すると tar アーカイブにすることができます。
> > ここでは、localhost/my_project というコンテナイメージを localhost/my_project_armadillo という名前で複製した後、 my_project_armadillo.tar という名前で圧縮しています。
> >
> >
> > armadillo:~# podman ps > > # ここで my_project の CONTAINER ID を調べる > > armadillo:~# podman tag <CONTAINER ID> my_project_armadillo > > armadillo:~# podman save -o my_project_armadillo.tar my_project_armadillo > >
> >
> > packages.txt に関しましては、Armadillo に入っていたコンテナ(この例では、my_project_armadillo)とプロジェクトから作成し直したコンテナに入っているパッケージの差分を見るのも手かと思います。
> >
> > どうぞよろしくお願いいたします。
> >
at_satoshi.ohta
太田です。
> 取説 3.2.5.1. 初期化インストールディスクの作成
> の手順に従っていけばよろしいでしょうか
はい。その手順で問題ないです。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/armadillo-iotg-a6e_p…
初期化してしまうとデータを復元することはできないので、
バックアップしていない必要なデータはないか十分にご確認の上行ってください。
よろしくお願いいたします。
new_bee
太田さま
後だしで申し訳ありません
SDbootでいままで使用していましたが同様でよろしいでしょうか?
よろしくお願いいたします
> 太田です。
>
> > 取説 3.2.5.1. 初期化インストールディスクの作成
> > の手順に従っていけばよろしいでしょうか
>
> はい。その手順で問題ないです。
>
> https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/armadillo-iotg-a6e_p…
>
> 初期化してしまうとデータを復元することはできないので、
> バックアップしていない必要なデータはないか十分にご確認の上行ってください。
>
> よろしくお願いいたします。
new_bee
太田様
お世話になっております
問題なく初期化することができました。
ありがとうございます
> 太田さま
>
> 後だしで申し訳ありません
>
> SDbootでいままで使用していましたが同様でよろしいでしょうか?
>
> よろしくお願いいたします
> > 太田です。
> >
> > > 取説 3.2.5.1. 初期化インストールディスクの作成
> > > の手順に従っていけばよろしいでしょうか
> >
> > はい。その手順で問題ないです。
> >
> > https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/armadillo-iotg-a6e_p…
> >
> > 初期化してしまうとデータを復元することはできないので、
> > バックアップしていない必要なデータはないか十分にご確認の上行ってください。
> >
> > よろしくお願いいたします。
new_bee
2024年5月22日 10時09分
> いつもお世話になっております
>
> 今までatde9で構築していた仮想環境をPC故障により 別PCにて作業を再開したしたいと思っています。
> 今までの環境で作成していたpython_appというコンテナは a6eにのみ存在しており、復元するにはどうしたらよいでしょうか?
>
> もし手順があるようでしたら教えていただけると助かります。
>
> よろしくお願いいたします。
>
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