masa.yamaguchi
2024年8月2日 11時13分
マニュアルとABOSDE exploerの内容が一致、せず困っています。
マニュアル:Armadillo-610製品マニュアル Version 4.12.0 2024/0724 Armadillo BaseOS 対応
ABOSDE exploer:ATDE9のVsCodeにあるもの。
マニュアル p274には
Generate alpine container setups
Generate at-debian-image container
とありますが、
上記のABOSDE拡張には、選択しがなくて、
コンテナを作ろうとするとdebianになってしまっています。
ABOSDE拡張の方が古いのではないかと思うのですが、
Q1:ABOSDE拡張のバージョン確認方法をおしえていただけませんでしょうか?
Q2:マニュアルと拡張の違いをなくす方法はありませんでしょうか? 拡張のアップデートとか
Q3:ABOSのAlpineで動作しており、その上のコンテナOSとしては、DebianでもAlpineでも
どちらでも良いと理解していますが、トータルのメモリ使用量としては、コンテナOSもAlpineにしておいた
方が減るのではと思っています。
そのあたりのベストプラクティスがあれば教えていただけませんでしょうか?
コメント
at_satoshi.ohta
太田です。
> Q1:ABOSDE拡張のバージョン確認方法をおしえていただけませんでしょうか?
ATDEのVScodeの左ペインにある「Extensions(拡張機能)」をクリックして「abosde」と検索してください。
添付した画像のように、もし最新のバージョンでない場合は「Update」と表示されます。
「Update」をクリックして最新にしてください。
VScodeの現在の最新のバージョンはv.1.8.4です。
ちなみに歯車マークの「Manage(管理)」から「Install Another Version...(別のバージョンをインストール)」からも現在のバージョンを確認できます。
その上で、下記のマニュアルの手順を参考に
もう一度「Atmark Container New Project」を実行してプロジェクトを作成してください。
ABOSDE Explolerの「OPENED PROJECT」のところをクリックしていただくと「Generate alpine container setup swu」があることをご確認ください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-610/armadillo-610_product_ma…
> Q2:マニュアルと拡張の違いをなくす方法はありませんでしょうか? 拡張のアップデートとか
最新のバージョンにすることでマニュアルと拡張の違いがなくなります。
> Q3:ABOSのAlpineで動作しており、その上のコンテナOSとしては、DebianでもAlpineでも...
おっしゃるとおり、コンテナのOSもAlpineで開発したほうがメモリ使用量は減ります。
> swdesc_tar, swdesc_filesもATDE9にはないのではないでしょうか?
こちらはdescファイル(ATDE上でSWUイメージを作成するファイル)に記述するコマンドです。
ABOSDE Explorerの表示とは無関係です。
swdesc_filesを使用したdescファイルの例を示します。
atmark@atde9:~/$ cd ~/mkswu atmark@atde9:~/mkswu$ ls enable_sshd enable_sshd.swu initial_setup.swu swupdate.key enable_sshd.desc initial_setup.desc mkswu.conf swupdate.pem atmark@atde9:~/mkswu$ cat enable_sshd.desc swdesc_option component=extra_os.sshd version=1 # add your public key in enable_sshd/root/.ssh/authorized_keys if [ -z "$SWDESC_TEST" ]; then grep -qE '^ssh-' enable_sshd/root/.ssh/authorized_keys \ || error "Add your keys in enable_sshd/root/.ssh/authorized_keys" fi swdesc_files --dest /root enable_sshd/root swdesc_command "ssh-keygen -A" \ "rc-update add sshd default"
この例では、ATDEの「~/mkswu/enable_sshd.desc」の中身を示していますが、
その中で
swdesc_files --dest /root enable_sshd/root
のように使用されています。
次に、descファイルからSWUイメージを作成する例を示します。
atmark@atde9:~/mkswu$ mkswu enable_sshd.desc -o enable_sshd.swu Enter pass phrase for /home/atmark/mkswu/swupdate.key: enable_sshd.swu を作成しました。
このようにmkswuコマンドを実行することでdescファイルからSWUイメージを作成することができます。
descファイルで記述できるコマンドについては下記をご参照ください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-610/armadillo-610_product_ma…
また、ABOS Web を用いれば、Armadillo にSWUイメージをインストールできます。
マニュアルのこの節を参照して頂ければと思います。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-610/armadillo-610_product_ma…
よろしくお願い致します。
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
VScode_extension.png |
masa.yamaguchi
2024年8月2日 11時24分
それから296ページにある
swdesc_tar, swdesc_filesもATDE9にはないのではないでしょうか?
> マニュアルとABOSDE exploerの内容が一致、せず困っています。
> マニュアル:Armadillo-610製品マニュアル Version 4.12.0 2024/0724 Armadillo BaseOS 対応
> ABOSDE exploer:ATDE9のVsCodeにあるもの。
> マニュアル p274には
> Generate alpine container setups
> Generate at-debian-image container
> とありますが、
> 上記のABOSDE拡張には、選択しがなくて、
> コンテナを作ろうとするとdebianになってしまっています。
> ABOSDE拡張の方が古いのではないかと思うのですが、
> Q1:ABOSDE拡張のバージョン確認方法をおしえていただけませんでしょうか?
> Q2:マニュアルと拡張の違いをなくす方法はありませんでしょうか? 拡張のアップデートとか
> Q3:ABOSのAlpineで動作しており、その上のコンテナOSとしては、DebianでもAlpineでも
> どちらでも良いと理解していますが、トータルのメモリ使用量としては、コンテナOSもAlpineにしておいた
> 方が減るのではと思っています。
> そのあたりのベストプラクティスがあれば教えていただけませんでしょうか?
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