sshida
2018年1月11日 11時32分
2017年12月のIoT G3の更新について、
https://armadillo.atmark-techno.com/news/20171228/software-update-aiotg3
「U-Boot動作中のCPUクロックを996MHzに変更」
「CPU周波数スケーリング機能(CPUFreq)を無効に変更」
CPU周波数3点教えてください。
1. 996 MHz 固定でしか動作しないでしょうか? kernel動作後に
ユーザーランドから 792 MHz動作に変更できるでしょうか?
2. 弊社の場合はほとんど95%以上の時間で792 MHz動作しているのですが、
996 MHz 固定の場合、どの程度発熱量が上昇するでしょうか?
3. この修正は10月に投稿した、IoT G3が起動しなくなることがある現象を
緩和するものでしょうか?
https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/2873
コメント
sshida
at_mizo
溝渕です。
> 添付ファイルが見当たりませんでした。
> 拝見したいので、お手数ですが添付をよろしくお願いいたします。
失礼しました。添付しました。
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
uboot_2016.07-at12_a7-clk-792mhz.patch |
sshida
2018-01-31の更新を試しています。
CPU frequencyが固定になったとのことですが、Armadillo IoT G3で実行中のCPUクロック周波数を表示するにはどのようにしたらよろしいでしょうか?
dmesgにはclock-frequencyがない、というログがありました。
# dmesg | grep -i clock
[ 0.000014] sched_clock: 32 bits at 3000kHz, resolution 333ns, wraps every 1431655765682ns
[ 0.001119] sched_clock: 56 bits at 8MHz, resolution 125ns, wraps every 2147483648000ns
[ 0.015572] /cpus/cpu@0 missing clock-frequency property
[ 0.015585] /cpus/cpu@1 missing clock-frequency property
[ 0.176679] PTP clock support registered
[ 0.258128] Switched to clocksource arch_sys_counter
[ 2.945743] bmic_rtc 3-0011: setting system clock to 2018-02-27 06:56:58 UTC (1519714618)
at_mizo
2018年1月11日 13時02分
溝渕です。
> 1. 996 MHz 固定でしか動作しないでしょうか? kernel動作後に
> ユーザーランドから 792 MHz動作に変更できるでしょうか?
できません。これは、Linuxカーネルのcpufreq機能を無効化しているためです。
添付のパッチをU-Bootに適用すると、常時792MHzで動作するようになると思い
ますので試してみてください。
> 2. 弊社の場合はほとんど95%以上の時間で792 MHz動作しているのですが、
> 996 MHz 固定の場合、どの程度発熱量が上昇するでしょうか?
ARM自体の消費電力が小さいので、恐らくあまり変化は無いと思います。また、
実際の発熱量は動作環境に依存するため一概にどの程度上昇するかを示すこと
ができません。
> 3. この修正は10月に投稿した、IoT G3が起動しなくなることがある現象を
> 緩和するものでしょうか?
> https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/2873
いえ、違います。rebootコマンド等で正常終了した場合には、ARM電源電圧が
異常になることはありません。
意図しないウォッチドッグタイマリセット等の異常終了時にARM電源電圧が異
常になる可能性があります。