Armadilloフォーラム

Linuxカーネルイメージファイルのカスタマイズ

ma_an0530

2018年1月15日 16時40分

Armadillo-IoTで、コンフィギュレーションを変更して、Linuxカーネルイメージをカスタマイズする方法について
質問があります。

自前のLinux PC(Amazon Linux)環境で、製品マニュアルに沿ってカーネルイメージのカスタマイズをしています。
(Armadillo-IoT G3製品マニュアルの250ページあたりからの、22.Howto>22.1.イメージをカスタマイズ)
カーネルコンフィギュレーションの変更後、イメージをビルドする際に、以下のコマンドを実行するところで
エラーとなります。

[PC ~/linux-3.14-x1-at[version]]$ make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- ⏎
LOADADDR=0x80008000 uImage

エラー内容は以下です。

/bin/sh: arm-linux-gnueabihf-gcc: command not found
make[1]: *** [kernel/bounds.s] Error 127
make: *** [prepare0] Error 2

どうすれば解決できるでしょうか。
何かパッケージを追加する必要があるのでしょうか?

コメント

溝渕です。

> 自前のLinux PC(Amazon Linux)環境で、製品マニュアルに沿ってカーネルイメージのカスタマイズをしています。
> (Armadillo-IoT G3製品マニュアルの250ページあたりからの、22.Howto>22.1.イメージをカスタマイズ)
> カーネルコンフィギュレーションの変更後、イメージをビルドする際に、以下のコマンドを実行するところで
> エラーとなります。
>
> [PC ~/linux-3.14-x1-at[version]]$ make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- ⏎
> LOADADDR=0x80008000 uImage

上記コマンドの前に実行する以下のコマンドは正常に完了しましたか。

[PC ~/linux-3.14-x1-at[version]]$ make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf-

> エラー内容は以下です。
>
> /bin/sh: arm-linux-gnueabihf-gcc: command not found
> make[1]: *** [kernel/bounds.s] Error 127
> make: *** [prepare0] Error 2

上記エラーはクロスコンパイラが無いということを示しています。

> どうすれば解決できるでしょうか。
> 何かパッケージを追加する必要があるのでしょうか?

アットマークテクノ製品のソフトウェア開発や動作確認を簡単に行うために、
VMware仮想マシンのデータイメージを提供しています。このデータイメージを
ATDEと呼び、以下よりダウンロード可能です。

https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3/downloads

または、Amazon Linuxでarmhfアーキテクチャ向けのクロスコンパイラが提供
されている場合はインストールしてみてください。gccのバージョン依存等で、
Linuxカーネルがビルドできない等の問題が発生する可能性がある点にご注意
ください。

>上記コマンドの前に実行する以下のコマンドは正常に完了しましたか。
>
ご回答いただきありがとうございます。

>[PC ~/linux-3.14-x1-at[version]]$ make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf-

⇒正常に完了しておりません。

>上記エラーはクロスコンパイラが無いということを示しています。

⇒VMware仮想マシンのデータイメージが提供されているとのことなので、
そちらの環境で試そうと思います。