in2
2018年2月9日 17時28分
お世話になります。
現在「TED Azure IoT PoCキット2用資料」を使っての開発を進めております。
StreamAnalytics を実行中にしてもリソース使用率のグラフだけ動きがあり、
モニタ中のグラフは INPUT EVENTS、OUTPUT EVENTS 共に0です。
おそらく「armadillo_azure_starter.py」ファイルが起動していないから、
温度データがAzureに届いていないのだと思われます。
「Microsoft_Azure_IoTHUB_standard_For_pockit2_v1.1.1.pdf」マニュアルの
下記の箇所にて「armadillo_azure_starter.py」の行が出力されません。
タスク 9 : スターターキットアプリケーションを実行する
[armadillo ~]$ sudo /etc/init.d/azure_armadillo_daemon.sh start Starting azure_armadillo_daemon.sh (via systemctl): azure_armadillo_daemon.service. [armadillo ~]$ ps -ef | grep azure root 408 1 0 20:17 ? 00:00:00 /bin/sh /usr/local/azure/bin/azure_daemon.sh root 412 408 0 20:17 ? 00:00:00 /bin/sh /usr/local/azure/bin/armadillo_3g.sh root 413 408 0 20:17 ? 00:00:01 /bin/sh /usr/local/azure/bin/armadillo_led.sh root 5574 408 5 20:38 ? 00:00:00 python /usr/local/azure/bin/armadillo_azure_starter.py root 5623 840 0 20:38 ttymxc4 00:00:00 grep azure
実際の出力
root@armadillo:/usr/local/azure/bin# ps -ef | grep azure root 13616 1 0 16:57 ? 00:00:00 /bin/sh /usr/local/azure/bin/azure_daemon.sh root 13618 13616 0 16:57 ? 00:00:00 /bin/sh /usr/local/azure/bin/armadillo_3g.sh root 13619 13616 0 16:57 ? 00:00:00 /bin/sh /usr/local/azure/bin/armadillo_led.sh root 15946 909 0 17:05 ttymxc4 00:00:00 grep azure
ファイル権限は下記のとおりです。
-rwxrwxr-x 1 root root 15K Feb 9 16:50 armadillo_azure_starter.py
上記の原因と解決策をご教示頂きたく存じます。
以上、よろしくお願い致します。
ted_kawabata
2018年2月13日 10時56分
お世話になっております。東京エレクトロンデバイスの河端です。
上記お問い合わせ内容はMicrosoft Azureに関する内容ですので、追加のお問い合わせがございましたら
今後は直接東京エレクトロンデバイスへお問い合わせ頂けますでしょうか。
(1)Armadillo本体LED表示による、問題個所の切り分け
「P.32 タスク 10 : ArmadilloのLEDを確認する」に記載のある
ユーザLED1、LED2、LED3 の各状態をご確認ください。
・LED3(インターネット接続状態)が消灯している場合
Armadillo本体がインターネット接続に失敗していますので、通信をご確認ください。
※インターネット接続に失敗している場合、armadillo_azure_starter.py が動作しません。
・LED2(CYPRESSとのBLE接続状態)が消灯している場合
Armadillo本体がCYPRESSセンサーと通信できていません。
CYPRESSセンサーの
(2)Azure側での問題個所の切り分け
上記(1)で問題が無い場合、次の点をご確認ください。
・Device Explorer を使用し、IoT Hubにデータが届いているかどうか確認する
IoT Hub にデータが届いている場合、Stream Analytics のクエリが失敗している可能性があります。
「P.38 タスク 8 : Azure IoT Hub 接続文字列をPythonスクリプトに設定する」に記載のある
armadillo_azure_starter.py 内の「IOTHUB_CONNECTION_STRING=」にデバイスの接続文字列が
正しく入力されているかご確認ください。
※「#IOTHUB_CONNECTION_STRING=」の先頭の「#」は削除し「IOTHUB_CONNECTION_STRING=」として下さい。
「#」が付いたままだと、この行がコメントアウトされてしまいます。
テキスト上は「#」が付いたままですが、誤表記です。申し訳ございません。
(3)デーモンの再起動
上記(1)(2)の
「P.31 タスク 9 : スターターキットアプリケーションを実行する」を参照し
azure_armadillo_daemon.sh を再起動してください。
<再起動した場合>
[armadillo ~]$ sudo /etc/init.d/azure_armadillo_daemon.sh restart