nagashima
2018年4月19日 17時29分
長島です。いつもお世話になっております。
誰にでも製品製造ができるよう、フラッシュイメージファイルの書き込みを
Hermit-AT Win32 で行う予定なのですが、下記 setenv を Hermit-AT Win32 で
行う用法はございますでしょうか?
hermit> setenv console=ttyUSB0,115200 root=/dev/ram0
「コンピュータはコマンド叩いて使え!」が信条の私は TeraTerm などで
やればいいだろうと思うのですが ...
Windowsで簡単に設定する方法をご存じでしたらご教授ください。
よろしくお願い申し上げます。
at_ohsawa
2018年4月20日 10時58分
Hermit-At Win32からsetenvはできないのです。
こういった量産時の場合は次の使い方が良いと考えています。
- setenvされたカーネルパラメータを使う(*)のはlinux kernelなので、
カーネルイメージに期待する"console...."の値をデフォルト値として
設定する
- hermitにはsetenvしない(=clearenv状態)で、kernelにデフォルト値
で動いてもらう
(* consoleだけはhermitも読むのですが、今回は関係ないと思います
==========
イメージファイルと設定値が紐付くので管理もしやすいと思いますが、
一台毎に違う値を書きたい場合は、TeraTerm等の出番になります。
ここで言うkernelにデフォルトのパラメーターを設定するには
kernel の menuconfig 内 "Boot options" の項目に "Default kernel command string"
という見出しで、設定できるようになっています。ここに、setenvしている文字列と
同じものを予め書いてビルドしてください。
設定した値はカーネルのソースコード内ではCONFIG_CMDLINEにセットされます。