ns_ooya
2018年8月1日 10時52分
いつもお世話になっております。
弊社内にて複数の開発環境を準備しており、それぞれでイメージファイルのビルドを行っておりますが、
同一のファイル・手順にて生成されたカーネルイメージを比較したところ、環境毎に差分が発生しております。
複数の開発環境にて生成されたイメージに対して、どのような差分が発生してしまうのかご教授願います。
弊社にて使用したマニュアル及びソースコードは以下の通りです。
HW:Armadillo-IoT G2
開発環境構築手順:armadillo-iotg-std_product_manual_ja-2.8.1.pdf
イメージファイルビルド手順:device-management_ja-1.0.1.pdf
ソースコード:
Linuxカーネル:linux-3.14-at4-ne1.tar.gz
ドライバーソース:awl13-3.0.2-3.tar.gz
★ユーザーランド:atmark-dist-20151218-ne1.tar.gz
⇒弊社でカスタマイズしたものをビルドしています。
リカバリーイメージ:recovery-aiotg-std-ne1.img
以上、よろしくお願い致します。
コメント
ns_ooya
at_mizo
溝渕です。
> 上記内容から、同一のファイル・手順にて生成されたイメージについては、ビルドタイム・チェックサム以外はないという認識でよろしかったでしょうか。
他にビルドバージョンも違いが出ます。
次のようにビルドすると多分差が出なくなると思いますが、問題が発生した際
に調査が困難になる場合があります(いつビルドしたものかわからなくなるた
め)。
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- KBUILD_BUILD_TIMESTAMP=2018/08/01 KBUILD_BUILD_VERSION=1
ns_ooya
ns_ooya
ご教授いただいたコマンドにてビルドを試みましたが、ビルドエラーが発生しております。
メッセージを添付致しますので、エラー内容をご確認いただき、回避方法についてご教授願います。
>
> make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- KBUILD_BUILD_TIMESTAMP=2018/08/01 KBUILD_BUILD_VERSION=1
>
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
make時のエラー.txt |
at_mizo
溝渕です。
> ご教授いただいたコマンドにてビルドを試みましたが、ビルドエラーが発生しております。
> メッセージを添付致しますので、エラー内容をご確認いただき、回避方法についてご教授願います。
>
> >
> > make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- KBUILD_BUILD_TIMESTAMP=2018/08/01 KBUILD_BUILD_VERSION=1
> >
すみません。Armadillo-IoT G2で、atmark-dist経由でビルドする場合は
"ARCH"および"CROSS_COMPILE"の指定は不要です。
いくつかはarmhf用にビルドされてしまっていると思うので、一度cleanしてか
ら再度ビルドしてみてください。
ns_ooya
at_takumi.ando
2018年8月1日 10時59分
安藤です。
>同一のファイル・手順にて生成されたカーネルイメージを比較したところ、環境毎に差分が発生しております。
カーネルイメージのチェックサムが異なる、という意味でしょうか?
Linuxカーネルはビルド完了時刻(ビルドタイム)も、ビルド環境としてイメージに含まれるため、
ビルド毎にカーネルイメージのチェックサムも異なります。