at_ito
2017年3月5日 15時29分
node-eyeは「node-eye: ネットワーク接続シーケンスの参考情報」で紹介した通りネットワークが一度接続された後に、切断、再接続というネットワーク接続シーケンスを取ります。
そのため、最後の再接続が完了されたかどうかを確認したい場合があるかと思います。 ここではその実現方法例を紹介します。
1. node-eyeが作成するconnection
node-eyeはNetworkManagerのconnectionを自動で作成します。 そのため、まずはnode-eyeが作成するconnectionを以下に記載します。
connection名 | 説明 |
---|---|
armsd_line_connection | Armadillo起動後、最初にnode-eyeに接続するために使用するconnectionです。 line.confで設定されます。 |
armsd_connection_*[*1] | SACMのネットワークコンフィグによって設定されたネットワーク接続のために使用するconnectionです。 SACM上のコンフィグで設定されます。 |
- [*1]: 設定されたネットワークによって、wwan(3G/LTE時)や、eth0(有線LAN時)が入ります。
2. connectionの状態を確認する
上記情報から、node-eye(SACM)で設定したネットワークコンフィグで立ち上がった場合、NetworkManagerにはarmsd_connection_*というconnectionが作成されます。
このコネクションの状態を見て、接続状態になっているかどうかを確認することで正しくネットワークに接続されているかどうかを確認することができます。
connectionの確認は「nmcli device」コマンドを実行します。 以下に、実行例を記載します。
[armadillo ~]# nmcli device root@armadillo:~# nmcli device DEVICE TYPE STATE CONNECTION ttyACM0 gsm connected armsd_connection_wwan
上記のコマンド結果から、STATEがconnectedとなっていれば接続状態が確認できます。