at_ito
2017年10月1日 17時59分
node-eyeを使用時に、ログファイル等のサイズの大きなファイルをリモートで見たい場合があるかと思います。node-eyeでは任意コマンドの仕組みを使用して、指定したファイルをFTPサーバーにアップロードすることができます。
ここでは、node-eyeの任意コマンドの仕組みを使って、ArmadilloのファイルをFTPサーバーにアップロードする方法を紹介します。
1. lftp(FTPクライアント)をインストール
Armadillo上で以下のコマンドを実行し、lftpコマンドをインストールしてください。
[armadillo ~]# apt-get install lftp
2. モジュールの作成
node-eye: リモートから任意のコマンドを追加するを参考に、例として/etc/armsd/user_modules/7_uploadというファイル名で、以下のモジュールを作成してください。
#!/bin/sh
FILE=`cat ${3}`
cd /root
lftp [FTPサーバーのIPアドレス] -u [ユーザー名],[パスワード] -e "rm ${FILE}; put ${FILE};quit;"
- ※: "["と"]"で記載されている箇所は環境に合わせて読み替えてください
2. パッケージのアップデート実行
SACMのWebインターフェースの「オペレーション」から任意コマンドを実行できます。
Web画面で、以下のように設定し、任意コマンドを実行してください。
- 実行オペレーションの選択で「任意コマンド」を選択
- 該当のモジュール(例. モジュール7)を選択
- 「パラメータ」に、アップロードしたいファイル名を指定
- 実行スケジュールを選択
- 「任意コマンド 実行」ボタンを選択