at_ito
2017年12月4日 5時59分
2017/12/4時点でATDE6で「apt-get install node-eye」を実行するとATDEにnode-eyeパッケージがインストールされてしまいます。その後「apt-get purge node-eye」を実行した際にエラーが発生し、削除できないという現象が発生します。
そのため、ここでは間違ってATDE6でnode-eyeパッケージをインストールしてしまった時の削除方法を紹介します。
1. 現象の確認
node-eyeをインストール後パッケージを削除しようとすると、以下のメッセージが表示され削除ができません。
sudo apt-get -y purge node-eye パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 以下のパッケージは「削除」されます: node-eye:armhf アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 1 個、保留: 146 個。 1 個のパッケージが完全にインストールまたは削除されていません。 この操作後に 202 kB のディスク容量が解放されます。 (データベースを読み込んでいます ... 現在 155810 個のファイルとディレクトリがインストールされています。) node-eye (0.2.1-1) を削除しています ... mount: special device /dev/mmcblk2p1 does not exist Failed to mount /dev/mmcblk2p1 dpkg: パッケージ node-eye の処理中にエラーが発生しました (--remove): サブプロセス インストール済みの post-removal スクリプト はエラー終了ステータス 1 を返しました 処理中にエラーが発生しました: node-eye E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
2. パッケージの修正
エラーメッセージを見るとpost-removalスクリプトでエラーが発生しているため、/var/lib/dpkg/info/node-eye.postrmに問題があるとわかります。
/var/lib/dpkg/info/node-eye.postrmを開いて1行目を以下のように修正します。
# PARTITIONS="/dev/mmcblk2p1 /dev/mmcblk2p3" ← 1行目をコメント化
3. パッケージのアンインストール
以下のように再度「apt-get purge node-eye」コマンドを実行してパッケージをアンインストールしてください。
sudo apt-get -y purge node-eye パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません: atmark-x1-base:armhf libarms:armhf libexpat1:armhf libssl1.0.0:armhf task-spooler:armhf これを削除するには 'apt-get autoremove' を利用してください。 以下のパッケージは「削除」されます: node-eye:armhf* アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 1 個、保留: 146 個。 この操作後に 202 kB のディスク容量が解放されます。 (データベースを読み込んでいます ... 現在 155881 個のファイルとディレクトリがインストールされています。) node-eye (0.2.1-1) を削除しています ... node-eye (0.2.1-1) の設定ファイルを削除しています ...