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2018年12月21日 17時10分
Armadillo-IoT G3LをLinux4.9でご利用のお客様
いつもお世話になっております。
アットマークテクノ 大塩です。
Armadillo-IoT G3L Linux 4.9において
ソフトウェアの問題により「reboot実行時にLTEモジュールを認識できない場合がある」という不具合が発生しています。
この不具合が発生すると、電源断による終了を行うまでLTEモジュールを認識できず
SIMを用いたモバイル通信ができなくなってしまいます。
Linux 3.14ではこの問題は発生しません。
■修正パッチ
不具合の原因であるELS31-J対応device tree(dts)を修正するパッチを作成しました。
以下を参考に適用してください。
・パッチの適用方法
対応バージョンは Linuxカーネル v4.9-x1-at3 です。
添付のdts_off-on-delay.patchをダウンロードして、
linuxカーネルのソースコードに適用し、ビルドしてください。
以下にパッチ適用例を記載します。
[ATDE ~/]$ cd linux-4.9-x1-at3 [ATDE ~/linux-4.9-x1-at3]$ patch -p1 < dts_off-on-delay.patch
■ビルド済みdevice tree
また、ビルド済みdevice treeを作成しました。
Linux カーネル v4.9-at3 をご利用ならば、そのまま使用できます。
マニュアルを参考に、device treeを更新してください。
・製品マニュアル
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3l/armadillo-iotg-g3l_p…
この修正については今後の製品アップデートにてリリース予定です。
この度はご迷惑をお掛けし、申し訳ありません。
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
dts_off-on-delay.patch | |
armadillo_iotg_g3l.dtb |