Howto

無線LANブリッジとして利用する

Armadillo-300を無線ブリッジとして利用する方法を紹介します。



確認に使用したイメージファイルは以下となります。

kernel v1.0.4

userland v1.0.5



ネットワーク構成は以下の通りです。

  • 無線ブリッジ

    ESSID:a300br

    WEP-KEY:"12345"

  • 無線LAN側クライアント

    OS:debian etch

    IPアドレス:192.168.0.10

    ネットワークインターフェース:ath0

  • 有線LAN側クライアント

    OS:debian etch

    IPアドレス:192.168.0.11

    ネットワークインターフェース:eth0

1. 無線ブリッジ設定

armadillo-300にログインし、以下の設定を行います。

# wlanconfig ath0 destroy
# wlanconfig ath0 create wlandev wifi0 wlanmode ap
# iwconfig ath0 essid a300br
# iwconfig ath0 enc s:12345
# ifconfig ath0 0.0.0.0 up
# ifconfig eth0 0.0.0.0 up
# brctl addbr br0
# brctl stp br0 off
# brctl addif br0 ath0
# brctl addif br0 eth0
# ifconfig br0 up

2. 無線LAN側クライアント設定

無線LAN側クライアントの設定を行います。今回はdebian etchで確認しています。

# wlanconfig ath0 destroy
# wlanconfig ath0 create wlandev wifi0 wlanmode sta
# iwconfig ath0 essid a300br
# iwconfig ath0 enc s:12345
# ifconfig ath0 192.168.0.10 netmask 255.255.255.0 up

3. 有線LAN側クライアント設定

有線LAN側クライアントの設定を行います。今回はdebian etchで確認しています。

# ifconfig eth0 down
# ifconfig eth0 192.168.0.11 netmask 255.255.255.0 up

これで設定は完了です。 クライアント間でpingが通る事を確認してください。