警告メッセージ

Howtoは、Armadilloシリーズを有効に活用するための参考資料です。使用ソフトウェアのバージョンなど諸条件の差異によって、記載内容と実際の動作が異なる場合があります。また、すべての機能検証や長期の動作試験を行ったものではありませんので、必ずご使用目的に適合した検証・試験を行ってください。

Howto : 3G/LTEを使用する際、通信速度の見積もりに必要な参考情報

対象製品: Armadillo-IoT G3Armadillo-IoT G3L

このHowtoでは、Armadillo-IoT G3/G3L(以下Armadilloと記載)で3G/LTEを使用する際、通信速度の見積もりに必要な参考情報をご紹介します。

概要

3G/LTEを使用する際にはArmadilloの通信機器情報や周囲の環境を確認し、通信速度を確認したうえでシステムを設計する必要があります。
今回は参考として以下の情報について記載します。

  • カテゴリー
  • モバイル通信における時間帯別トラフィック

カテゴリー

カテゴリーとは、端末の通信性能を表す指標です。
カテゴリーによって通信速度が変化するため、その通信速度に合わせたシステム設計を行う必要があります。
以下に各ArmadilloのLTEカテゴリーを記載します。

使用Armadillo機 LTEカテゴリー 最高伝送速度
Armadillo-IoT G3 LTE無し -
Armadillo-IoT G3 M1 カテゴリー4 下り150Mbps、上り50Mbps
Armadillo-IoT G3L カテゴリー1 下り10Mbps、上り5Mbps

モバイル通信における時間帯別トラフィック

3G/LTEを使用したデータ通信を行う場合、通信を行う時間帯にも注意する必要があります。

トラフィックとはデータ量のことを言い、利用者が多い時間帯はトラフィックが増加します。
トラヒックとも記載されます。
データ通信を使用するシステムをトラフィックが多い時間帯に実行してしまうと、パフォーマンスが落ちることが予想されます。

総務省が公開している以下の資料にて、移動通信トラフィックの傾向を確認することができます。

総務省_移動通信トラフィック傾向
総務省 我が国の移動通信トラヒックの現状(平成30年9月分)参照

サイズの大きいデータを通信する場合は、深夜帯など利用者が少ないと思われる時間帯に実行できるよう設計する必要があります。

実際の通信速度確認例

通信速度の確認例として、コマンド「speedtest-cli」を使用した方法を記載します。
コマンドの詳細については「speedtest-cli man page」を参照してください。

Armadilloへ予め「speedtest-cli」をインストールしておきます。

[armadillo ~]# apt-get install speedtest-cli

運用想定の設置場所にArmadilloを設置し、3G/LTEを接続後に「speedtest-cli」コマンドを実行します。

[armadillo ~]# speedtest-cli
Retrieving speedtest.net configuration...
Testing from SORACOM. (103.67.223.51)...
Retrieving speedtest.net server list...
Selecting best server based on ping...
Hosted by OPEN Project (via 20G SINET) (Tokyo) [0.96 km]: 178.472 ms
Testing download speed................................................................................
Download: 0.31 Mbit/s
Testing upload speed...................................................................................................
.Upload: 0.54 Mbit/s
[armadillo ~]# 

コマンド結果から、Download速度,Upload速度を確認することができます。
このコマンドを各時間帯に実行し、結果を集計することで時間帯別通信速度を調べることができます。

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