Armadillo-Jのカーネルではコンパイル時にブートパラメータを指定できます。ここではRecoverイメージのように Baseイメージのコンソールを /dev/nullにしてカーネルのブートログをシリアルポートに出力しないようにしてみましょう。
uClinux-distのディレクトリで make menuconfigを行ない Target Platform Selectionで Customize Kernel Settingsを選びカーネルのコンフィグ画面に移動します。
[PC ~/uClinux-dist]$ make menuconfig
カーネルコンフィグのMain Menu画面で、System Typeを選びます。
Default kernel command stringを選びます。
"root=/dev/rom0"から "root=/dev/rom0 console=null"に変更します。
saveして終了します。
make dep; makeし、imageを作ります。
[PC ~/uClinux-dist] $ make dep; make