2つ方法があります。
1. objdumpを使う方法
objdump[1]はバイナリの情報を表示するためのツールです。いろいろな機能を持っていますが、その中で逆アセンブルの機能があります。逆アセンブルするにはオプション「-d」を指定します[2]。
コンパイルされたバイナリをATDEで逆アセンブルするには(たとえばromfs/binにある busyboxのバイナリを逆アセンブルしたい場合は)、
[PC ~/atmark-dist]$ arm-linux-objdump -d romfs/bin/busybox
とします。普通は、あるアドレスや関数の一部を逆アセンブルして確認したいはずなので、lessに渡したり、リダイレクトしてファイルにしてから確認する方が良いです。
2. gdbを使う方法
もし gdbを使うなら
(gdb) disassemble main
というように、関数名を指定することができます。
[1] ARMの開発環境では、arm-linux-objdumpやarm-linux-gnueabi-objdumpになります。
[2] objdumpには他にもいろいろなオプションがあります。他のオプションについては manページを確認してください。