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パラレルポートの使い方(Armadillo-J)

(※ パラレルポートドライバは 2004/04/14 以降のバージョンでのみ利用可能です。)

パラレルポート(CON2)に対応するデバイスノードのパラメータ表は以下の通りです。

タイプ メジャー
番号
マイナー
番号
ノード名 デバイス名
キャラクタ
デバイス
210 0 padr0 Port A Data Register
CH0 (Pin.7)
1 padr1 Port A Data Register
CH1 (Pin.5)
2 padr2 Port A Data Register
CH2 (Pin.6)
5 padr5 Port A Data Register
CH5 (Pin.3)
6 padr6 Port A Data Register
CH6 (Pin.4)
8 padr Port A Data Register
全CH (8bits)
16 padr0 Port A Data Direction
Register CH0 (Pin.7)
17 paddr1 Port A Data Direction
Register CH1 (Pin.5)
18 paddr2 Port A Data Direction
Register CH2 (Pin.6)
21 paddr5 Port A Data Direction
Register CH5 (Pin.3)
22 paddr6 Port A Data Direction
Register CH6 (Pin.4)

各デバイスノードのデータ型は以下の通りです。

padr0,1,2,5,6 (各CH): unsigned char(符号無し 8bit) 0x00 / 0x01
padr (全CH): unsigned char(符号無し 8bit) 0x00〜0xff
paddr0,1,2,5,6 (各CH): unsigned char(符号無し 8bit) 0x00 / 0x01 / 0x02

操作方法

パラレルポート各ピンを入出力、またはシリアルのどのモードで使用するかを paddr で設定(0:入力, 1:出力, 2:シリアル)し、データの読み書きを padr で行うことができます。
padr0,1,2,4,5 / paddr0,1,2,5,6 は各CH毎についての読み書きが可能で、padr は全CH(8bit)一括の読み書きが可能です。CH0が最下位ビット、CH7が最上位ビットとして、padr(全CH)の各ビットに対応します。(CH3,4,7はシリアルモード固定なため、書込を行っても値は変化しません。)

パラレルポート操作のサンプルプログラムはここから参照できます。

※デフォルトの設定でパラレルドライバは使用可能ですが、変更する場合はカーネルコンフィグレーションの以下の項目設定を変えて下さい。

Character devices --->
   [*] NETARM port support