at_ito
2015年2月2日 1時13分
ATDEをVMware Player等(以降VMware)を使用していると、VMwareのウインドウにフォーカスが 移ってしまうとAlt+Tabでタスク切り替えをしようと思っても、ホストOSのタスクに切り替わらない。(ゲスト側でタスク切り替えすることになる)
キーボードを使ってタスク切り替えをすることが多いので、これでは不便ということでVMwareのユニティモードを使い、ホストOSのウインドウとして、ATDEのアプリケーションを立ち上げる方法を紹介します。
ATDEでvmware-toolsをインストールし、VMwareのメニューから「ユニティ」を選択すれば使用できます。以下、手順を紹介します。
環境
- ATDE: atde5-amd64-20141212
- VMware: VMware Player 6.0.5 build-2443746
VMware Toolsのインストール方法
まずはVMwareのメニューから「VMware Toolsの再インストール」を選択します。
そうすると、/media/cdromにVMware ToolsのCDイメージがマウントされるので、 以下のコマンドを実行して、open-vmを削除した後、VMware Toolsをインストールします。
[atde ~]$ sudo apt-get purge open-vm-{dkms,toolbox,tools} [atde ~]$ cp /media/cdrom/VMwareTools-*.tar.gz ~/ [atde ~]$ tar zxf VMwareTools-*.tar.gz [atde ~]$ cd vmware-tools-distrib [atde ~]$ sudo ./vmware-install.pl
vmware-install.plを実行すると、いろいろ設定を聞かれますので、適宜入力してください。(デフォルトの状態で問題なければすべてEnterでインストールされます)
ユニティモードの使用方法
VMware Toolsをインストールしたので、ユニティが使える状態になっています。VMwareのメニューから「ユニティ」を選択してください。
そうすると、ATDE上で立ち上がっていた端末等のアプリケーションがホストOS上のタスクとして見えるようになります。