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ATDE5にVMware Toolsをインストールする

at_ito
2014年9月21日 16時38分

ATDE5をデフォルトのまま使用していると、共有フォルダが自動的にマウントされません。 これはATDE5がopen-vmを使用しているためです。open-vmの代わりにVMware Toolsを インストールすると、自動的に共有フォルダがATDE5にマウントされます。

ここではopen-vmの変わりにVMware Toolsを使用するための方法について紹介します。

環境

  • VMware: VMware Player 6.0.1 build-1379776
  • VMware Tools: VMwareTools-9.6.1-1378637
  • ATDE: atde5-amd64-20140131

VMware Toolsのインストール

VMware PlayerでATDE5を立ち上げます。

VMware Playerのメニューから「管理」→「VMware Toolsの再インストール」を選択します。

ATDE5の端末で、以下のコマンドを実行します。(バージョン番号は、お使いの環境に合わせて読み替えてください)

[atde ~]$ cp /media/cdrom/VMwareTools-9.6.1-1378637.tar.gz ~/
[atde ~]$ tar zxf VMwareTools-9.6.1-1378637.tar.gz
[atde ~]$ cd vmware-tools-distrib
[atde ~]$ sudo ./vmware-install.pl

上記コマンドを実行しますと、VMware Toolsのインストールが始まります。

インストール中に設定を聞かれますので、適切に設定してください。 特にこだわりがなければすべてそのままエンターで問題ないと思います。

インストールが終了すると、/mnt/hgfsディレクトリ下に、 自動的に共有フォルダ(仮想マシンの設定)がマウントされるようになります。