at_kazutaka.bito
2018年3月7日 9時16分
eMMCのパーティションを切りなおす方法です。
以下では、USBメモリのルートファイルシステムを起動して、fdiskコマンドで、eMMCのパーティションを切りなおし
イメージの書き換えを行ってます。
Armadillo-X1, Armadillo-IoT G3/G3L: USBメモリにルートファイルシステムを構築する
の手順で、USBメモリのルートファイルシステムで起動します。
/imagesディレクトリ(※1)を作成して、ブートローダー、カーネル、ユーザーランド、DeviceTreeのイメージファイルと
添付のサンプルスクリプト
part4.sh(パーティションが4つまでの場合)
part567.sh(パーティションが5以上の場合の例)
を置きます。
※1)サンプルスクリプト内で、パーティション切り直し後に書き込むイメージが、/imagesディレクトリ下に置いてあることを前提としているため。
(part4.sh、part567.sh(※2)は、fdiskコマンドで、eMMCのパーティションを切り直し、各イメージの書き換えを行います。)
part4.shまたは、part567.shを実行します
(途中で、Proceed anyway? (y,n)と表示される場合は、"y"を入力します。)
haltして、USBメモリを外して、再起動後、fdisk -l /dev/mmcblk2で、パーティションが切りなおされていることが確認できます。
※2)part4.sh、part567.shは下記のようにパーティションを切りなおしています。
part4.sh(パーティションが4つまでの場合)
Device Boot Start End Sectors Size Id Type /dev/mmcblk2p1 2048 67583 65536 32M b W95 FAT32 /dev/mmcblk2p2 854016 7471103 6617088 3.2G 83 Linux /dev/mmcblk2p3 67584 329727 262144 128M b W95 FAT32 /dev/mmcblk2p4 329728 854015 524288 256M 83 Linux
part567.sh(パーティションが5以上の場合の例)
Device Boot Start End Sectors Size Id Type /dev/mmcblk2p1 2048 67583 65536 32M b W95 FAT32 /dev/mmcblk2p2 2426880 7471103 5044224 2.4G 83 Linux /dev/mmcblk2p3 67584 329727 262144 128M b W95 FAT32 /dev/mmcblk2p4 329728 2426879 2097152 1G 5 Extended /dev/mmcblk2p5 331776 462847 131072 64M 83 Linux /dev/mmcblk2p6 464896 989183 524288 256M 83 Linux /dev/mmcblk2p7 991232 2426879 1435648 701M 83 Linux