k-k
2024年10月9日 17時06分
armadillo-iot-g3lを購入し、以下のArmadillo-IoTゲートウェイG3L製品マニュアルの7.2.5章を見ながら
アクセスポイントへの設定を実施しています。
https://armadillo.atmark-techno.com/files/downloads/armadillo-iot-g3l/d…
アクセスポイント(WPA2)に対しては、以下の手順で正常にアクセスポイントへの接続ができ、
IPアドレスの固定化が可能でした。
#nmcli device wifi connect Buffalo2G-XXX password XXXXXXXX
#nmcli connection
#nmcli connect modify [ID] ipv4.method manual ipv4.addresses 192.168.xx.xx/16 ipv4.gateway 192.168.yy.yy
#nmcli connection down [ID]
#nmcli connection up [ID]
nmtuiコマンドで追加したコネクションを削除。
同じアクセスポイントでWPA3に対する接続を行ったところ、エラーが出力されアクセスポイントの接続が
できませんでした。対応策を教えご教授ください。よろしくお願いします。
#nmcli device wifi connect Buffalo2G-XXX-WPA3 password XXXXXXXX
Error:Connection avtivate failed: Secrets were required,but not provided.
【質問1】
→パラメータでパスワードを渡していますが、エラーとなりました。
マニュアルには特に記載はないですが、何等か事前準備が必要な情報を教えてください。
#nmcli connection
コネクションは作成されているようなので、IPアドレスの設定を実施します。
#nmcli connect modify [ID] ipv4.method manual ipv4.addresses 192.168.xx.xx/16 ipv4.gateway 192.168.yy.yy
正常終了
#nmcli connection down [ID]
Error: no active connection provided
IFがActiveではないためにエラーとなる(想定通り)
#nmcli connection up [ID]
Passwords or encryption keys are required to access the wireless network 'Buffalo2G-XXX-WPA3'.
Warning:password for '802-11-wireless-security.psk' not given in 'passwd-file' and nmcli cannot ask without '--ask' opetion
Error:Connection activation faild:Secrets were required,but not provided
【質問2】
nmtuiコマンドでコネクションの設定を見ると、パスワードは正しく設定されていますがエラーとなります。
--askオプションを追加して、パスワードを入力しても同じエラーが出力されます。
リンクアップするための対処方法を教えてください。
初めて質問を投げさせていただきました。不足している情報があれば取集いたします。
以上、よろしくお願いいたします。
コメント
高橋様
確認ありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、パッチの適用方法を教えてください。
> 高橋です。
>
> こちらでもArmadillo-IoT G3LでWPA3のアクセスポイントへの接続を試したところ、状況が再現できました(接続できませんでした)。
>
> カーネルに以下のパッチを適用することで、WPA3のアクセスポイントに接続できるようになります。
> https://git.ti.com/cgit/wilink8-wlan/build-utilites/tree/patches/kernel…
>
> 次回のアップデートで修正いたします。
>
at_keitaro.takahashi
ATDE10を使用し、
以下ページの「ソースファイル」から「Linuxカーネル(Linux 6.1対応)」をダウンロードし解凍したあと、
https://armadillo.atmark-techno.com/resources/software/armadillo-iot-g3…
解凍したディレクトリ内で以下のコマンドを実行することで、パッチを適用できます。
wget https://git.ti.com/cgit/wilink8-wlan/build-utilites/plain/patches/kernel_patches/4.19.38/0007-Adding-support-to-IGTK-key-AES-CMAC128-in-the-wlcore.patch?h=r8.9 patch -p1 < 0007-Adding-support-to-IGTK-key-AES-CMAC128-in-the-wlcore.patch\?h\=r8.9
その後、カーネルをビルドし、ビルドされたファイルでArmadilloを起動することでWPA3のアクセスポイントに接続できるようになります。
ソースファイルの解凍やカーネルのビルド手順、Armadillo上のカーネルを書き換える手順については製品マニュアルをご参照ください。
もしくは、ビルド済みのイメージファイルを添付しますので、このファイルを使用してArmadilloを起動していただいても大丈夫です。
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
g3l_kernel_wpa3.zip |
高橋様
ありがとうございます。試してみます。
> ATDE10を使用し、
> 以下ページの「ソースファイル」から「Linuxカーネル(Linux 6.1対応)」をダウンロードし解凍したあと、
> https://armadillo.atmark-techno.com/resources/software/armadillo-iot-g3…
> 解凍したディレクトリ内で以下のコマンドを実行することで、パッチを適用できます。
>
>
> wget https://git.ti.com/cgit/wilink8-wlan/build-utilites/plain/patches/kernel_patches/4.19.38/0007-Adding-support-to-IGTK-key-AES-CMAC128-in-the-wlcore.patch?h=r8.9 > patch -p1 < 0007-Adding-support-to-IGTK-key-AES-CMAC128-in-the-wlcore.patch\?h\=r8.9 >
>
> その後、カーネルをビルドし、ビルドされたファイルでArmadilloを起動することでWPA3のアクセスポイントに接続できるようになります。
> ソースファイルの解凍やカーネルのビルド手順、Armadillo上のカーネルを書き換える手順については製品マニュアルをご参照ください。
>
> もしくは、ビルド済みのイメージファイルを添付しますので、このファイルを使用してArmadilloを起動していただいても大丈夫です。
>
高橋様
> 次回のアップデートで修正いたします。
次回アップデートの時期はいつくらいを想定されていますでしょうか?
> 高橋です。
>
> こちらでもArmadillo-IoT G3LでWPA3のアクセスポイントへの接続を試したところ、状況が再現できました(接続できませんでした)。
>
> カーネルに以下のパッチを適用することで、WPA3のアクセスポイントに接続できるようになります。
> https://git.ti.com/cgit/wilink8-wlan/build-utilites/tree/patches/kernel…
>
> 次回のアップデートで修正いたします。
>
at_keitaro.takahashi
高橋です。
申し訳ありません、このフォーラム内に追記し忘れていました。
2024/10/30のアップデートで対応いたしました。
https://armadillo.atmark-techno.com/news/20241030/software-update-aiotg…
高橋様
ありがとうございます。
> 高橋です。
>
> 申し訳ありません、このフォーラム内に追記し忘れていました。
> 2024/10/30のアップデートで対応いたしました。
> https://armadillo.atmark-techno.com/news/20241030/software-update-aiotg…
>
at_keitaro.takahashi
2024年10月11日 13時39分
高橋です。
こちらでもArmadillo-IoT G3LでWPA3のアクセスポイントへの接続を試したところ、状況が再現できました(接続できませんでした)。
カーネルに以下のパッチを適用することで、WPA3のアクセスポイントに接続できるようになります。
https://git.ti.com/cgit/wilink8-wlan/build-utilites/tree/patches/kernel…
次回のアップデートで修正いたします。