2006年8月28日21時39分
技術的な改善のため、Armadillo-210の回路を一部変更いたしました。最新の基板リビジョンはRev.Cとなります。この改版により、LED制御信号の仕様が変更となりますので、お知らせいたします。
変更内容
LEDを制御するEP9307のGPIO信号が以下のように変更になります。Rev.C基板より、Armadillo-220/230/240のLED仕様と同じになります。
EP9307のGPIO信号 | 基板リビジョン | |
Rev.A, RevB | Rev.C | |
Port E:0 (GRLED) | 赤色LED制御 | 緑色LED制御 |
Port E:1 (RDLED) | 緑色LED制御 | 内部回路で使用 |
Port C:7 (ROW7 ) | 未使用 | 赤色LED制御 |
※基板リビジョンは、DCジャック(CON7)と緑色LED(D1)間の基板表面に記されています。
対応ソフトウェア
この変更に伴い、新旧基板リビジョンに対応したブートローダ及びLinuxカーネルを公開しました。
なお、新しいLinuxカーネルを使用した場合、内蔵のLEDドライバを使用する既存アプリケーションについては変更の必要がありません。
バイナリファイル
出荷状態に戻す場合は、下記バージョンのイメージをご使用ください。
- ブートローダ: loader-armadillo2x0-4.bin 以降
- Linuxカーネル: linux-a210-1.02.bin.gz 以降
ソースコード
ソースコードをカスタマイズされる方は、下記バージョンのソースコードをご使用ください。
- ブートローダ: hermit-at v1.0.7 以降
- Linuxカーネル: Linux 2.6.12.3-a9-6 以降
※Rev.C基板では旧バージョンのソフトウェアを使用した場合、正常に起動することができないのでご注意ください。