2007年12月17日21時28分
Armadillo各製品のソフトウェアとドキュメントのアップデートを行ないました。以下の製品が対象になります。
- Armadillo-500
- Armadillo-300
- Armadillo-9
- Armadillo-240
- Armadillo-230
- Armadillo-220
- Armadillo-210
なお、今回の更新は付属CD-ROM version 20071214から含まれます。ダウンロードサイトのデータはすでに更新済みです。
Atmark Dist(atmark-dist-20071214)
パッケージ
- pppdをv2.3からv2.4.4へアップグレード
- fbgrubを追加
その他の変更
- 全ての製品で/etc/default, /etc/configディレクトリの使用方法を統一
対象製品:全て - gpioctrlでGPIO_ALLの扱いを修正
対象製品:Armadillo-210,Armadillo-220,Armadillo-230,Armadillo-240 - オーディオ関連のソフトウェア(vplay,vrec,mixer)をデフォルトイメージに組み込み
対象製品:Armadillo-500 - プロダクトMakefileの変数DIRSをSUBDIR_yに修正
対象製品:Armadillo-9
カーネル
Armadillo-9 (linux-2.4.31-a9-4)
- 16550ドライバ使用時に「Division by zero in kernel.」と表示されてしまい、正常にデータ通信できない不具合を修正
Armadillo-9/210/220/230/240 (linux-2.6.12.3-a9-13)
- GPIOドライバのヘッダーファイルからGPIO_ALLを削除
Armadillo-500 (linux-2.6.18-at3)
- I2Cドライバの送受信動作に失敗する不具合を修正
- I2CドライバでI2C1に対応するアダプタを追加
- オーディオドライバの録音処理時の不具合を修正
ツールチェーンとライブラリ
- libexpat1(1.95.8-3.4)を追加
- gdb(6.4.80.dfsg-1)を追加
ブートローダ (hermit-at-1.1.13)
- ATAGでINITRDの指定タグをATAG_INITRD2に変更
フラッシュイメージファイル
Armadillo-9/210/220/230/240/300/500の各イメージファイルを更新しました。
各イメージファイルは、GCC-4.1でビルドされています。
※ Armadillo-9でkernel-2.4を使用したイメージのみGCC-3.4でビルドされています。
Debian GNU/Linux ベースイメージ
- sargeからetchに更新
対象製品:Armadillo-9,Armadillo-300
ドキュメント
ハードウェアマニュアル
-
Armadillo-9 ハードウェアマニュアル (1.0.10)
AN011(PC104コネクタ実装品)に関する記述を追加 -
Armadillo-500開発ボード-ハードウェアマニュアル (1.0.2)
仕様に関する表記を修正 -
Armadillo-500ハードウェアマニュアル (1.0.2)
仕様に関する表記を修正
ソフトウェアマニュアル
-
Armadillo-9 ソフトウェアマニュアル (1.0.16)
最新のソフトウェアに合わせて記述を修正
Debian/GNU Linux ベースイメージのファイル名を変更 -
Armadillo-210 ソフトウェアマニュアル (1.0.7)
最新のソフトウェアに合わせて記述を修正 -
Armadillo-200シリーズ ソフトウェアマニュアル (2.0.7)
最新のソフトウェアに合わせて記述を修正 -
Armadillo-300 ソフトウェアマニュアル (1.0.4)
最新のソフトウェアに合わせて記述を修正
開発ガイド
- Atmark-dist開発ガイド (1.0.3)
最新のソフトウェアに合わせて記述を修正
製品別の更新履歴
詳細な変更内容につきましては、各製品の更新履歴をご覧下さい。