2009年6月26日17時03分
Armadillo-500およびArmadillo-500 FXで、Freescale Semiconductor社i.MX31エラッタTLSbo65953の対策を行いました。
このエラッタは、WFI(Wait For Interrupt)モードから復帰する際にキャッシュが破壊される可能性があるというものです。この現象が発生した場合は、致命的な問題を引き起す可能性があります。linux-2.6.18-at13、linux-2.6.26-at6のカーネル、付属CD-ROM version 20090626ではこのエラッタに対する対策を行いました。
エラッタの詳細については、Freescale Semiconductor社が公開しているi.MX31エラッタMCIMX31CE Rev. 5.5のTLSbo65953を参照してください。
この問題が発生する可能性のあるLinuxカーネルは以下のバージョンです。
- linux-2.6.18-at12以前
- linux-2.6.26-at5以前
ユーザの皆様にご迷惑をお掛け致しましたことを、お詫び申し上げます。エラッタ対策を行ったLinuxカーネルおよびイメージファイルは以下からダウンロードすることができます。
Linuxカーネル
linux-2.6.18
linux-2.6.26
Linuxカーネルフラッシュイメージ
Armadillo-500
- linux-a500-1.08.bin.gz (linux-2.6.18)
- linux-a500-2.02.bin.gz (linux-2.6.26)