Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2017年5月/Armadillo-IoT G3L対象)

2017年5月30日10時53分

Armadillo-IoT ゲートウェイ G3Lのアップデートを行いました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

「取扱い上の注意事項」のWL1837MODの電波に関する注意事項の誤記を修正
linux-3.14-x1-at14 以降で、hwclockコマンドが使用する/dev/rtc0をBoard Management ICのRTC機能からi.MX7DualのRTC機能に変更したことに伴う各種修正
「RTCのデバイスファイル名を変更する」にhwclockコマンドが使用する/dev/rtc0に割り当てるデバイスを変更する方法を記載
「インストールの実行」にインストール完了後、JP1をオープンする手順を追加
「コネクションを修正する」にLTEの設定情報をnmcli connection modifyコマンドで編集すると、パスフレーズ情報がリセットされる旨を記載
他、軽微な誤記・表記ゆれ修正

v2016.07-at8 以降で発生する、下記条件で電源が立ち上がると動作が停止し、Linuxが起動しない不具合を修正
- 約7Vから7.5Vの間が200ms以上かかる場合(当社ACアダプタでは問題無し)

Armadillo-IoT G3LのRTCデバイスファイルのインデックスを変更
- 変更前: /dev/rtc0:Board Management ICのRTC機能, /dev/rtc1:i.MX 7DualのRTC機能
- 変更前: /dev/rtc0:i.MX 7DualのRTC機能, /dev/rtc1:Board Management ICのRTC機能
デフォルトコンフィギュレーションを変更
- 802.1d Ethernet Bridging(CONFIG_BRIDGE)を有効化
- wl18xx のファームウェアをversion 4に変更
Armadillo-IoT G3LのmicroSDがUHS-Iで動作しない不具合の修正
Armadillo-IoT G3/Armadillo-X1 搭載WLAN+BT コンボモジュールのドライバで、長期間(最大10ms程度)割り込み禁止区間を作る可能性がある不具合を修正¹
Armadillo-IoT G3LのEthernet(LAN)で、対向機器によりリンク検出できない可能性のある不具合を修正

firmware-ti-connectivity v0.43.1atmark3に更新atde6-i386-20170526.tar.xz
- wl18xx firmware version 4を追加
firmware-atheros v0.43.1atmark3に更新atde6-i386-20170526.tar.xz
- 変更はありませんが、firmware-ti-connectivity に追随してパッケージのバージョンが上がります
他、ATDE6作成時点における最新のパッケージに更新

製品アップデート