製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2018年3月/Armadillo-IoT G3L対象)

2018年3月6日17時51分

Armadillo-IoT ゲートウェイ G3Lのアップデートを行いました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

ブートローダー U-Boot (v2016.07-at15)

  • SW1を押下した状態で起動した場合に、DRAMの初期化を2度行ってしまう不具合の修正
    • ごく稀に起動できない症状が発生します (※ 2018年3月15日追記)

ブートローダー U-Boot (v2016.07-at14)

  • i.MX7Dual 3N09Pで、使用不能なOCRAMの先頭4KBを使用しないよう修正1
  • USBストレージデバイスへのアクセスをサポート
  • DRAMの初期化が10秒以内に完了しない場合にリセットする機能を追加
  • i.MX 7DualのWatchdog Timer (WDOG)エラッタ対策を追加
    • resetコマンド実行時に再起動できない不具合が修正されます
  • DRAMの初期化を2度行ってしまう不具合の修正

Linux カーネル (v3.14-x1-at21)

  • DDR50で動作可能なSDカードを接続したとき、SDR50で動作させるよう修正2
    • v3.14-x1-at20以前では、本来サポートしていないDDR50で動作させようとして認識できないことがあるため
  • SDカードにより、UHS-Iモードで動作しない不具合の修正
  • eMMCのGPが存在した場合に、起動しない問題
  • UARTのクローズ時に、稀にbacktraceが表示される不具合の修正

atmark-x1-base (v1.5.3-1)

  • Armadillo-IoT G3L搭載のLTEモジュール ELS31-Jのネットワークインターフェース名がusb1からusb0になる不具合を修正
    • ELS31-Jのネットワークインターフェース名をusb1に固定するudevルールファイルを追加

Debian GNU/Linux 8(jessie)ユーザーランド (20180305)

  • atmark-x1-baseを1.5.3-1に更新
  • 他、ビルド時点における最新のパッケージに更新

標準イメージファイル


  1. 2018年3月現在、出荷しているボードに3N09P品は搭載されておらず、影響もありません。 ↩︎

  2. DDR50とSDR50とでは、ビットレートに差分はありません。 ↩︎