2018年11月29日11時00分
Armadillo-640をアップデートしました。
このリリースはダウンロードページ、またはユーザーズサイトからダウンロード可能です。
Linux カーネル (v4.14-at9)
- USB_OTG2_VBUS2のOFFを可能にするワークアラウンドを標準で有効化するため、DTS(Device Tree Source)を変更1
- SNVS RTC(i.MX6ULLのRTC)を有効化
- WLAN/RTC拡張ボードのRTCが優先的に rtc0 となるよう、DTS(Device Tree Source)でエイリアスを設定
- video: fbdev: mxsfb: ioctl(FBIO_WAITFORVSYNC)に対応
- video: fbdev: mxsfb: imx_4.9.11_1.0.0_gaの不具合対応等の有益なcommitをマージ
- awl13 デバイスドライバーのビルド時にWarningが出ないよう修正
Debian GNU/Linux ユーザーランド
- Debian GNU/Linux 9(stretch)ユーザーランド debian-stretch-armhf-a600-20181128.tar.gz
- デフォルトのタイムゾーンを UTC から JST に変更
Debian GNU/Linux ルートファイルシステム 構築ツール
- at-debian-builder at-debian-builder-v1.1.0.tar.gz
- デフォルトのタイムゾーンが JST となるよう修正
ドキュメント
使用上の注意: Armadillo-640のUSB_OTG2_VBUS2電源をOFFできない(v2.0)
- 対象となるソフトウェアリビジョンを修正2
Armadillo-640 製品マニュアル (v1.5.0)
- 製品ラインアップに A6400-B00Z、A6400-N00Z を追加
- 「CON8、CON9、CON14(拡張インターフェース)」、「CON11(LCD 拡張インターフェース)」に、同じ信号は複数のピンで同時利用できないことを記載
- i.MX6ULL の RTC への時刻設定に対応
- 「Linux カーネル仕様」に i.MX6ULL の RTC 機能の情報を追加
- 「RTC」にハードウェアクロックの設定手順、systemdtimesyncd.serviceを停止する手順を追加
- 「RTC」にタイムゾーンの変更手順を追加
- 「イメージファイルの書き換え方法」に WLAN/RTC オプションの dtb の利用方法を記載
- 「終了方法」に poweroff での Armadillo-640 の終了方法に関する情報を追加
- 誤記修正
Howto
Howto : Armadillo-640: CON3、CON4(シリアルインターフェース)をコンソールとして利用する
- CON3、CON4(シリアルインターフェース)をコンソールとして利用する方法を紹介しています
標準イメージファイル
- インストールディスクイメージ install-disk-sd-a640-20181128.img
- カーネル uImage-a600-v4.14-at9
- DTB (Device Tree Blob) armadillo-640-v4.14-at9.dtb
- WLAN/RTC オプションモジュール用 DTB (Device Tree Blob) armadillo-640_con9_awl13_rtc-v4.14-at9.dtb