製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2018年12月/Armadillo-640対象)

2018年12月27日14時51分

Armadillo-640をアップデートしました。

このリリースはダウンロードページ、またはユーザーズサイトからダウンロード可能です。

ブートローダー U-Boot (v2018.03-at4)

  • コンフィギュレーションで保守モードでの起動を無効化できない問題を修正
  • WLAN/RTC オプションモジュールからのONOFF信号によるwakeupに対応
  • standby mode の間、PMICを Low Power Mode にするかどうかを選択できるコンフィギュレーションを追加
  • standby mode の間、PMICを Low Power Mode にする機能を無効化

Linux カーネル (v4.14-at10)

  • パワーマネジメント機能に対応
  • RTC NR3225SAデバイスドライバーの以下の問題を修正
    • Control Register UTIE bit および RESET bitの定義が間違っていた問題
    • Flag Registerのビットをクリアする際に、その他のビットも意図せずクリアしてしまう可能性がある問題

インストールディスクイメージ

  • ライセンス領域(/dev/mmcblk0gp0)をeMMCの機能でロックするよう変更1

ドキュメント

Armadillo-640 製品マニュアル (v1.6.0)

  • 「7. Linux カーネル仕様」に「7.3.11. パワーマネジメント」を追加
  • 「13. i.MX6ULL の電源制御方法」を追加
  • 「18.6. Armadillo-600 シリーズ WLAN オプションモジュール」に「18.6.7.5. RTC のアラーム割り込みを使用する」を追加
  • 「18.5. Armadillo-600 シリーズ RTC オプションモジュール」に「18.5.7.2. RTC のアラーム割り込みを使用する」を追加
  • 「20.3. ルートファイルシステムへの書き込みと電源断からの保護機能」に setenv した値を消去する方法を追記
  • 「図 18.24. WLAN オプションモジュール形状」が WLAN オプションモジュールのものではなく、RTC オプションモジュールのものになっていた問題を修正
  • 誤記修正

標準イメージファイル


  1. ユーザーが誤ってライセンス情報を破壊しないよう、eMMCの機能でロックしています。eMMCの機能でロックするため、Linux上では/dev/mmcblk0gp0へのwriteが可能ですが、/dev/mmcblk0gp0に書き込みを行っても実際には書き込まれません。 ↩︎