2021年12月22日17時12分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v1.1.0)
- 「図 4.1. GNOME 端末の起動」 の画像を修正
- 「図 4.2. GNOME 端末のウィンドウ」 の画像を修正
- 「図 9.123. at-dtweb の起動開始」 の画像を修正
- 「5.3. 終了方法」 に電源再投入に関する注意を追記
- 「8.1.2. overlayfs の扱い」 を追加
- 「8.1.3. Podman のデータを eMMC に保存する」 に詳細な説明を追加
- 「8.2.2. アプリケーションの送信」 の説明文を修正
- 「8.2.3. インストール確認:初期化」 の説明文を修正
- 「8.2.4. アプリケーションのアップデート」 の説明文を修正
- 「8.3. VPU や NPU を使用する」 のビルドツールのインストール手順を修正
- 「9.1.2.7. コンテナの自動作成やアップデート」 の説明文を修正
- 「9.2.2. pod の作成」 を追加
- 「9.2.3. network の作成」 を追加
- 「9.7.5.1. swupdate_preserve_files について」 を追加
- 「14.1.9.1. ONOFF ピンからの電源制御」 に電源再投入に関する注意を追記
- 「14.2.13. CON14、CON15(電源入力インターフェース)」 に電源再投入に関する注意を追記
- 誤記および分かりにくい表記の修正
Armadillo Base OS (3.15.0-at.1)
- Armadillo Base OSのベースとなるAlpine Linuxのバージョンがv3.14からv.3.15に更新となります。
Armadillo Base OSのアップデートの際、/etc/swupdate_preserve_files に記述されたファイル以外と以下のリストにあるファイル以外はアップデート後のrootfsに引き継がれません。 /rootや/homeはデフォルトでは引き継ぎませんのでご注意ください。
/etc/fstab
/etc/motd
/etc/conf.d/overlayfs
/etc/swupdate_preserve_files
/etc/hwrevision
/etc/swupdate.cfg
/etc/swupdate.pem
/etc/swupdate.aes-key
/etc/runlevels/default/swupdate-hawkbit
/etc/conf.d/swupdate-hawkbit
/etc/runlevels/default/swupdate-url
/etc/conf.d/swupdate-url
/etc/swupdate.watch
/etc/runlevels/default/sshd
/etc/ssh
/root/.ssh
/home/atmark/.ssh
/etc/hostname
/etc/network
/etc/resolv.conf
/etc/NetworkManager/system-connections
アップデート後のrootfsに引き継ぎたいファイルがある場合は、そのファイルの絶対パスを /etc/swupdate_preserve_files に追加してください (ファイルが存在しない場合は新たに作成してください。)
Armadillo Base OSはSWUイメージとして提供されます。 SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール」 を参考にしてください。
ブートローダー U-Boot (v2020.04-at2)
- ログをファイルに出力する際のタイムスタンプを rtc0 から取得するように変更
Linux カーネル (5.10.86-0-at)
- linux-imx/lf-5.10.y merge lf-5.10.52-2.1.0 -> lf-5.10.72-2.2.0
- linux-stable/linux-5.10.y merge 72->86
- RTC1 に NTP 時間を保存しないように変更
- x2_defconfig で EXFAT_FS, PPP, USB_SERIAL_OPTION, VIDEO_OX01F10 の有効化
- サーマルシャットダウンの温度を 95℃ から 105 ℃ に修正
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
atmark-x2-base (1.1-r4)
- overlayfsの作り方を変更
- persist_file
- 変更されたファイルのみを保存するように変更
- -l オプションを追加: 変更されたファイルを表示します。
- podman_start
- networkとpodを作成する機能を追加
- restart オプションを追加: コンテナがエラーで停止した場合、リスタートさせます(on-failure).
restart=no
でアップデート以前の動作に戻ります。 - autostart オプションを追加: autostart=no を設定することで、Armadillo起動時にコンテナを起動させない動作が実現できます。
- pod, network オプションを追加: コンテナをpodかnetworkに入れることができます。
- ip オプションを追加: コンテナの IP アドレスを固定することができます。
- podman_partial_image
- コンテナの差分アーカイブ作成に必要なコマンドをswupdate-mkimageのリポジトリからインストールするようにしました。
- /etc/conf.d/swupdate_url
- startup=yes のオプションを追加: 設定することで起動時にアップデートを行います。
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 コンテナ
Debian 11 (bullseye) サンプルコンテナイメージ (1.0.1)
- イメージのタグに latest を追加
ATDE
ATDE9(v20211220)
- at-dtweb、x2-essential、at-imxlibpackage をプリインストール
debian package
- x2-essential
- 新規リリース
- at-imxlibimage
- 新規リリース
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-x2-3.15.0-at.1.swu
- インストールディスクイメージ baseos-x2-installer-3.15.0-at.1.zip