2022年7月27日15時00分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v1.9.0)
- at-debian-image からコンテナを作成する例において、 device として渡す tty の番号を 1 から 7 に修正
- 「9.1.2.6. コンテナの変更を保存する」 に podman run コマンドの --volume オプションに関する説明を追加
- 「9.1.2.6. コンテナの変更を保存する」 に Copy-on-Write (CoW) に関する注意を追加
- 「9.2.5.2. イメージを eMMC に保存する方法」 に abos-ctrl podman-rw コマンドと abos-ctrl podman-storage コマンドに関する説明を追加
- 「9.11. デモアプリケーションを実行する」 に 「9.11.11. super resolution demo」 を追加
- 「9.11. デモアプリケーションを実行する」 に 「9.11.12. hand estimation demo」 を追加
- 誤記および分かりにくい表記の修正
Armadillo Base OS 開発ガイド (v1.3.1)
- at-debian-image からコンテナを作成する例において、 device として渡す tty の番号を 1 から 7 に修正
Armadillo Base OS (3.16.1-at.2)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。 SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール」 を参考にしてください。
podman (4.1.99-r0)
- コンテナ用の DNS サーバーに別のポートを使わせる対応の追加。ポート 153 を使います。
Linux カーネル (linux-at-5.10.132-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 126 -> 132。
- x2_defconfig: 使われてなかった ath10k の wifi ドライバの無効化。
- x2_defconfig: mwifiex の wifi ドライバを builtin から module に変更。
- x2_defconfig: mlan の wifi ドライバを module で有効化。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
上記以外の変更
- podman の DNS にポート 53 を使用しないようにしたため、dnsmasq のコンフィグから bind-interfaces を削除しました。
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 コンテナ
debian package
- tensorflow-lite
- 2.8.0 にアップデート
- tim-vx
- 1.1.39 にアップデート
- tensorflow-lite-vx-delegate
- 2.8.0 にアップデート
- opencv
- Multi-planar フォーマットによるカメラキャプチャに対応
- armadillo-demo-experience
- 超解像デモと手指推定デモを追加
ATDE
debian package
- mkswu 4.3
- 新機能: uboot の変数を設定可能になりました。
uboot_env.desc
の例を参考にしてください。 - 新機能:
mkswu --genkey
で予備の署名用の鍵を作成できるようになりました。 - 修正: atmark ユーザーのパスワードが設定していてもbaseosの更新の際にそのパスワードが削除されユーザーがロックされていました(4.1以降)。パスワードが必要な場合にもう一度設定してください。
- 修正: POST_ACTION=container の場合に稀に発生するエラーを修正。
- 新機能: uboot の変数を設定可能になりました。
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-x2-3.16.1-at.2.swu
- インストールディスクイメージ baseos-x2-installer-3.16.1-at.2.zip