2022年9月28日14時00分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v1.10.1)
- 「2. 注意事項」 に電池の取り扱いに関する注意を追加
- 「9.1.13.3. Arm NN を使う」 に動作非対応に関する注意を追加
Armadillo Base OS (3.16.2-at.4)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。 SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール」 を参考にしてください。
Linux カーネル (linux-at-5.10.145-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 138 -> 145。
- linux-ims の lf-5.10.72-2.2.2 リリースのマージ
- linux-at-5.10.138-r0 で usb3 の認識が 30秒かかる問題の修正
- 83.5MHz の画像出力タイミングの追加
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
上記以外の変更
- openssl.cnf で TLSv1.2 以上を要求するようにしました。コンテナに影響がありませんが、必要な場合には openssl.cnf を調整してください。
- podman を podman 4.1.1 から podman 4.2.1 にアップグレードしました
- abos-ctrl の podman コマンドにいくつかの細かい修正が入りました:
- podman-storage で eMMC へ切り替える際に読み取り専用のストレージをクローンして、後ほどのアップデートでベースになるイメージが削除されても動くようになります。通常の使い方には影響はありません。
- podman-rw でストレージを書き込み可能にして直接編集しないようにしました。podman-rw 実行中に電源が落ちても podman が動かなくなることはありません。
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 コンテナ
Debian 11 (bullseye) サンプルコンテナイメージ (1.0.6)
- at-weston-launch コマンド実行時に、exec コマンドで weston-launch を起動するようにしました。
- at-weston-launch コマンド実行時に、デフォルトで環境変数 XDG_RUNTIME_DIR が設定されるようにしました。
- at-weston-launch コマンド実行時に、環境変数 X11UNIX と XDG_RUNTIME_DIR に設定されているディレクトリがない場合は、新しく作成するようにしました。
debian package
- gstreamer1.0-imx
- 依存パッケージに、libwayland-server0, libwayland-client0, libdrm2 を追加しました。
ATDE
debian package
- mkswu 4.5
- podman のストレージを eMMC で保存する場合、アップデートの際にコンテナを停止します。その停止完了を待つコマンドを修正しました。
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-x2-3.16.2-at.4.swu
- インストールディスクイメージ baseos-x2-installer-3.16.2-at.4.zip