2023年4月25日14時20分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4およびArmadillo-X2のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v1.17.0)
- 「表 3.2. 仕様」 の「カレンダー時計」に平均月差に関する説明を追加
- 「9.1. GUI アプリケーションを開発する」 にサイネージアプリケーションに関する説明を追加
- 「9.4.2.10. コンテナとコンテナに関連するデータを削除する」 を追加
- 「9.7.2. Linux カーネルをビルドする」 にカーネルを SWU ファイルでアップデートする場合の preserve_files に関する注意を追加
- 「9.7.3. Alpine Linux ルートファイルシステムをビルドする」 に --cache オプションに関する説明を追加
- 「9.10.4. swupdate がエラーする場合の対処」 を追加
- 「9.10.6.3. 例: swupdate_preserve_files で Linux カーネル以外の Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 向けのイメージをインストールする方法」 に --del オプションに関する説明を追加
- 「9.16.2.1. hostapd を使用して設定する」に mlan0 をNetworkManager の管理から外すための手順を追加
- 誤記および分かりにくい表記の修正
Armadillo-X2 製品マニュアル (v1.3.0)
- 「表 3.2. 仕様」 の「カレンダー時計」に平均月差に関する説明を追加
- 「9.1. GUI アプリケーションを開発する」 にサイネージアプリケーションに関する説明を追加
- 「9.4.2.10. コンテナとコンテナに関連するデータを削除する」 を追加
- 「9.7.2. Linux カーネルをビルドする」 にカーネルを SWU ファイルでアップデートする場合の preserve_files に関する注意を追加
- 「9.7.3. Alpine Linux ルートファイルシステムをビルドする」 に --cache オプションに関する説明を追加
- 「9.10.4. swupdate がエラーする場合の対処」 を追加
- 「9.10.6.3. 例: swupdate_preserve_files で Linux カーネル以外の Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 向けのイメージをインストールする方法」 に --del オプションに関する説明を追加
- 誤記および分かりにくい表記の修正
Armadillo Base OS (3.17.3-at.5)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。 SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール(G4)」またはSWU「イメージのインストール(X2)」 を参考にしてください。
Linux カーネル (linux-at-5.10.178-r0)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 175 -> 178。
- x2_defconfig: USBモデムを対応できるドライバの追加。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
imx-boot 2020.04-at14
- btrfs ファイルシステムから圧縮されたファイルを読み取れない可能性の修正。
アットマークテクノが提供している SWU でアップデートしない場合は ブートローダー ページから取得できます。
abos-base 1.17-r0
- abos-ctrl に「container-clear」のヘルパーコマンドの追加。このコマンドは app パーティションにあるコンテナイメージ、ボリュームデータと /etc/atmark/containers にあるコンフィグファイルを削除します。
persist_file -r
でまだ eMMC で存在しなかったディレクトリを保存する時のエラーの修正。podman_start -a
でエラーが発生した場合のエラーコードでそのエラーを反映されるようになりました。podman_start --dry-run
の際にコンテナが起動されないことをメッセージで明確になりました。
swupdate v2022.12_git20230414
- swupdate --version を修正しました。
- エラーメッセージいくつかを改善しました。
- mkswu 4.11 で作成された swu をインストールする場合にインストール内容を表示するようにしました。エラーが発生する場合にはどこでエラーするかがこれで分かりやすくなります。前のバージョンで作成された swu はインストール可能ですが、メッセージは出力されません。
上記以外の変更
build_rootfs.sh
のビルドスクリプトにキャッシュを使って、インターネットの接続がない環境でもアーカイブを作成できるようになりました。このキャッシュを利用する場合はアットマークが作成したイメージとまったく同じバイナリアーカイブを作成します。 キャッシュファイルは 開発ツール ページから取得できます。- 3.17.2-at.4 で motd が表示されなくなった問題の修正
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 コンテナ
Debian 11 (bullseye) サンプルコンテナ
- Dockerfile 1.0.10
- LICENSE ファイルを同梱
ATDE
debian package
- mkswu 4.11
- desc ファイルに設定されているバージョンに「x.y.0」の様な、swupdate が無視する 0 を記載する場合にワーニングを出力してその 0 を削除するようにしました。swupdate では x.y と x.y.0 はまったく同じバージョンとして扱われますので、齟齬がでないように文字列をノーマライズします。
- 「version」等のよく使われる変数を使う場合に swu に影響があることをワーニングで注意します。このアップデートでは動作に影響ありませんが、一年後(2024年4月)のアップデート以降に変数を読み取らないようになります。ほとんどの場合には影響ありませんので、ワーニングが出力されない場合には対応が不要です。
- swupdate のアップデートに合わせた新しいメッセージの対応です。細かいコマンドを表示したくない場合は「swdesc_... --description '代わりの文字列'」で指定できます。
- /etc/udev/rules.d を swupdate_preserve_files に追加するようになりました。
VSCode Project
- Armadillo Base OS Development Environment 1.1.0
- サイネージアプリの新規作成に対応
- GUI Project 1.0.4
- インストール用 SWU ファイル作成時に、コンテナイメージを再ビルドするかどうかを確認するように対応
- VSCode のファイルエクスプローラーに、SWU ファイルビルド用の不可視ファイルが表示されないように対応
- Signage Project 1.0.0
- 新規追加
- Python Project 1.0.1
- python3 のインストールを base コンテナで行うように修正
- VSCode のファイルエクスプローラーに、SWU ファイルビルド用の不可視ファイルが表示されないように対応
- Shell Project 1.0.1
- VSCode のファイルエクスプローラーに、SWU ファイルビルド用の不可視ファイルが表示されないように対応
- Armadillo Setup Project 1.0.1
- VSCode のファイルエクスプローラーに、SWU ファイルビルド用の不可視ファイルが表示されないように対応
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-x2-3.17.3-at.5.swu
- インストールディスクイメージ baseos-x2-installer-3.17.3-at.5.zip